CITYLIFE 地域情報紙シティライフ 春到来! 市原米沢の森~『山桜と菜の花まつり』~【市原市】 2025.03.14 市原米沢の森を考える会は、今月下旬の3月29日(土)、整備している米沢の森・花立野ひだまり広場にて『山桜と菜の花まつり』を開催する。森の中には山桜が多数点在し、広場の周囲には白い大島桜が咲く。会員たちが毎年種を蒔いている菜の花も、黄色い絨毯のように広場を埋め、見事な里山の景観が楽しめる。 会では20年ほど前から、ボランティアで鬱蒼とした森を開き、様々な花を植え、約12キロの遊歩道を森全体に整備、かつて地域の人たちが親しんでいた森を復活させた。定期的にイベントも開催し、整備できる人手が減るなか、他の里山保全活動をする人たちの手も借りつつ、活動を継続している。代表の鶴岡さんは「イベント当日は、広場から歩いてすぐの頂上『御十八夜(おじゅうはっちゃ)』へ案内し、素晴らしい眺望も見ていただこうと思っています」と話す。標高162・3メートルの頂上では、晴れた日には東京湾越しにスカイツリー、富士山、南アルプス、上越連峰の谷川岳、日光の男体山、筑波山や、房総丘陵の上に伊豆半島の天城山など、北西方向に1都10県の山々が見渡せるのだという。 当日の開催時間は10時~15時。頂上への案内は開始後すぐ。同時に餅つきも始まり、豚汁も用意される。参加費500円でどちらも飲食可(なくなり次第終了)。11時~はミニコンサートとしてウクレレの演奏、お茶の野点も楽しめる。駐車場は約30台、限りがあるので乗り合い等で来場を。入口の案内には、目印にうぐいすライン沿いへのぼり旗がたてられる。雨天の場合は中止、翌30日㈰に開催(ただし餅つきは実施、他のイベントは未定)。会場は出入り自由なので、他の日もぜひ散策を。会では『できる人が、できる時に、できることをする』をモットーに、メンバーを随時募集中。 ●市原米沢の森:川在字花立野1151の77 問合せ:鶴岡さん Tel.080・5526・8133