ふるさとビジター館 自然探訪~美味しいタマゴタケ~

 9月の森の中を歩いていると、遠目にも鮮やかな朱赤のキノコがありました。近づいてみると地面に白い卵のような壺、黄色いだんだら模様の柄、傘の裏側は黄色、傘の周囲には櫛の歯のような線、これはタマゴタケですね。見た目は毒々しいですが美味しいのでキノコ狩りの人には人気があり、これでオムレツや炊き込みご飯を作ると最高です。色が薄いキタマゴタケというものもありますが、同様に食べられるキノコです。

 タマゴタケはテングタケ科のキノコで、このグループには猛毒のキノコが多いことが知られています。毒キノコの中毒は腹痛や嘔吐が主な症状です。ところがテングタケ科のキノコはそのような症状が治まった後に内臓の壊死が起こり、医者も匙を投げると言われる悲惨な死を迎えることがあります。キタマゴタケにそっくりのタマゴタケモドキという傘の裏が白いキノコがありますがこちらは猛毒です。

 くれぐれもキノコを食べるときは有識者に聞くなどして、思い込みで安易に判断することがないようにしたいですね。色が派手なものは毒、虫が喰ったものならば大丈夫、ナスと煮たら毒が消えるというのは全て迷信ですのでネ!

(ナチュラリストネット/加藤恵美子)

 

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