NO.27

 酒の肴に絶品!かあさん自慢の
 「魚の燻製」
(大多喜町)

 勝浦市松部漁港内の直売所で製造・販売している魚の燻製が評判だ。
 作っているのは、西部船団漁業婦人部の皆さん(代表・吉野静江さん)。船団というだけあってご主人は船乗り。船が港に戻ってくると水揚げを手伝う奥さんたちは、外で仕事ができない。それで6年前、同じ港内で直売所を作り、養殖した生わかめや昆布を加工し、売り始めた。
 そして水揚げされる魚を使った商品として干物の他に燻製を手がけたのが3年前。知り合いからスモークする釜を譲り受け、近所の人が山で切ってくる桜の木をチップとして作った燻製がおいしく、「これなら売れる」と、直売所に置くようになったという。
「魚はほとんどお父さんたちが捕ってきたもの。秋刀魚もこの港から7月に出かけ、12月に戻ってくる船団から買い付けている。ここの燻製は生から作らず、一度天日にさらしてから釜に入れる。そうすると、うまみがぎゅっと詰まったおいしい燻製ができるんだ。朝1時間から1時間半かけて、金目鯛、鯵、えぼ鯛、秋刀魚、ぶりのカマなど、毎朝、その日に売る分をスモークしている。お勧めはぶりカマだね。脂がのっててうまいよ」と吉野さん。
 魚の臭みが桜の木のチップのおかげで消え、ほどよい塩味が酒の肴にぴったり。干物と違って冷蔵庫に入れると結構持ちがいいのもありがたい。「一度買っていったお客さんが、何度も買いに足を運んでくれる」と言うのもうなずける。
 大量に購入するなら、事前に電話が必要。地方発送も可。ちなみに値段はほとんど干物と変わらないのもうれしい。この他、直売所では地元でとれた天草なども販売している。営業時間は10時から15時までだが、その日の売り上げによって早く店じまいすることもある。木曜定休。(大谷)

問い合わせ/西部船団漁業婦人部
TEL.090-8019-6335 0470-73-1127

 



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