ネギといっても今はたくさんの種類が出回っている。そんな中でもオススメなのがリーキ。「西洋ネギ」とか「ポロネギ」とも呼ばれる、日本ではまだあまり馴染みはないが、味にこだわるレストラン等で使われることの多い食材だ。輸入品が多く、国内で栽培する農家は少ない。そのひとり、茂原市の錦織さんが栽培している『スノーリーキ』の畑に行った。見た目、普通のネギと違うのは、まず1本ずつ20センチくらい間隔をあけて植えられていること。「太く育つように、間引きします」と錦織さん。そして葉。ニラの葉みたいに扁平で、しかも垂れている。「だから葉がのびるとトンネルのようになるから、向きを考えて植えなくてはダメなの」とも。
土から掘り起こすと、その太さにビックリ!下仁田ネギに似ている。リーキは普通のネギに比べ辛味や、いわゆる「ネギくささ」が少ない。普通のネギよりシャキシャキ感があるにもかかわらず、加熱すると独特のまろやかな甘みとコクがでる。ビタミンA、Bが豊富に含まれ、しかも加熱してもビタミンがこわれにくいので、ブイヤベースやスープなどの煮込み、ゆでマリネにもピッタリ。生のまま、みじん切りにしてサラダに加えたり、ゆでてからサラダに加えてもいい。固い葉の部分は、ブイヨンの風味づけに。錦織さんのリーキは、4月頃まで茂原の直売所『旬の里 ねぎぼうず』で販売している。 (内田)