豆腐に納豆、醤油など、日本人の食生活に欠かせない大豆製品。中でも『湯葉』が今、注目されている。
大豆を一昼夜(冬季は二晩)水に浸し、蒸し、粉砕し、しぼったものが豆乳。この豆乳を低温で煮ると表面に膜ができ、それを竹串などで引き上げたものが湯葉だ。
大豆は良質な植物性たんぱく質に富み、体内では作り出せない必須アミノ酸をバランスよく含んでいる。特に女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンは、女性に多い骨粗そう症や更年期障害の症状によいと最近特に話題になっている。
「大豆の成分を凝縮したものが湯葉で、カルシウム、カリウムなども豊富です。鉄分も豆乳より10倍も含まれているといわれています。豆乳を飲むより消化吸収がいいようです」と、成東町で豆腐製造業を営む五木田洋子さん。
五木田さんの家は明治の初め頃から続く豆腐屋。8年前から湯葉の製造も始めた。
刺身のようにワサビ醤油で食べるのが一般的だが、五木田さんの作る湯葉は100%国産大豆を使うので、甘味があり、何も味をつけないのが一番だという。
湯葉を何枚か取った後のどろどろ状態の豆乳を容器に入れた『汲みあげゆば』も人気の商品。
『ゆば』1パック(150g)600円。『汲みあげゆば』250g350円。(大谷)