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NO.33

−ボランティアグループ
    『フラワーママさん』−

海岸地域の活性化を目指して!
咲き誇る1万本のヒマワリ
ボランティアグループ『フラワーママさん』

 大網白里町の海岸寄り、県道を少しそれると、見渡す限りのヒマワリで埋め尽くされた畑がある。
 1500坪の土地に、約1万本もの花が太陽に向かって咲き誇る姿は壮観だ。
 このヒマワリは、ボランティアグループ『フラワーママさん』が主体となり、『海岸地域の振興を進める会』の協力を得て植えられた。
 バブルの崩壊で活気を失いつつあった海岸地域の活性化を目的として、5年前『海岸地域を振興させる会』が発足した。
 水産加工業を営む副会長の加藤岡[かとうおか]さんは、「当初は大規模なリゾート化、第3セクターによるプールや公園の建設等も視野に入れていました。でも、税金を使うとなれば、失敗は許されません。景気の悪化もあって計画は頓挫しました。結局自分達でできることをしようということになりました。人が呼べて注目度が高いものをと検討した結果、花畑づくりをすることになり、無償で土地も借りることができました。最初はポーラチュカを植えていましたが、地面を這う植物なので雑草取りが大変でした。それに比べ、作業が楽で明るいイメージのヒマワリを選んだのです」と、話す。
 3年前からは町内のPTA、婦人会OBが設立したボランティアグループ『フラワーママさん』が参加し、花畑づくりの中核となっている。
 現在、会員の数は『海岸地域の振興を進める会』が35名、『フラワーママさん』が20名。1年に1度、総会を開き、春と夏のイベントの内容や花畑づくりの概要を決める。  
『フラワーママさん』代表の花澤さんは、「花の都合に合わせて活動するため、すべての会員が集まることは稀です。『海岸地域の振興を進める会』や住民ボランティアが一体となってヒマワリの種をまき、肥料をやり雑草取りをしています。町から援助も頂いていますが、会員のボランティア精神に頼るところが大きいのが現状です」と、話す。
 多くの人々の手で育てられたヒマワリの丈は、大人の身長を優に越え、花は人間の顔くらいの大きさだ。
 例年お盆の頃がヒマワリの見頃となり、イベントが開催される。今年は8月11日・12日に催された。
 町の広報や町内スピーカー、掲示板等で案内されたが、大網白里町民に限らず参加は自由。
 会員手作りの野菜や果物、花、漬物等を並べた屋台が出る。
 一面のヒマワリを目で楽しみながら、かき氷で喉を潤す。イベントの目玉は、ヒマワリの摘み放題。
『海岸地域の振興を進める会』の石井会長は、「ここは5、6年前まで草が生い茂り粗大ゴミが持ち込まれる荒れた土地でした。ヒマワリ畑になって以来、犬の散歩に訪れる人も多く、地域の憩いの場になりつつあります。苦労して育てた花ですが、参加者に喜んでもらえれば惜しくはないです。もっと多くの人に参加してほしいし、ヒマワリの摘み放題をよりアピールして、観光客や近隣の市町村に知名度を上げたい。いつか必ず海岸地域の振興につながると信じています」。 
 また、「現在の活動で一番大きな悩みは、あとに続いてくれる若い人がいないこと。子ども連れでの参加も可能ですし、男女も問いません。アイディアでも体力でも、力を貸してくれる人を随時募集しています。一緒に海岸地域の活力ある未来のために行動しましょう」。
 会長の言葉に頷く会員の皆さんの笑顔が、ヒマワリのように輝いた。  (金本)
      

【連絡先】 
石井会長(自宅)
TEL0475-77-2165
大網白里町商工観光係
TEL0475-70-0356


▲イベントでは屋台も人気

 



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