暑い夏が終わり秋風が冷たく感じられるようになりましたが、『ラブリーフラ』には1年中常夏ムードが漂っています。花の髪飾りやレイを下げ色とりどりの衣裳をまとい、ハワイアンミュージックにあわせて踊るフラは、ハワイ特有の民族舞踊です。自然への感謝の気持ちや畏怖の念、そして愛や希望などを、柔らかく優雅な動きで表現します。
古代ハワイの先住民が文字を持っていなかった頃、フラは歴史や神話を後世に伝える重要な手段だったといわれています。手の動きは歌詞やストーリーに沿っていて、太陽や虹、波、鳥、花、また失恋や喜びなどをボディーランゲージのように表現しなければなりません。 「ラブリーフラ」は平成9年4月に結成され、現在会員は40〜80歳代まで40名。第2・4金曜日の午前中、五井公民館で活動をしています。講師のウルヴェヒ・カイリマ・せい子先生は、ハワイで開催されるフラ・コンペティションに出演するほどの実力派。「先生の指導を受けられるだけでも幸せです」と話す会員もいました。 「足腰が丈夫になると聞いて、健康のために踊っています」という人や、「くつを履いて動くと痛いけれど、フラなら裸足でできるから」など、始めた動機はさまざま。「色鮮やかなロングムームーや花の髪飾りもはじめは恥ずかしかったけれど、今では着るだけでウキウキとした気分になります」という人も多かったです。 練習は手首、首、腰、背中を伸ばす準備体操から始まります。「背中のぜい肉をとるストレッチをしましょう」「肩をまわして肩こりをなくしましょう」と先生の声がかかるとみんな一生懸命に体を動かします。そしてハワイアンのリズムに乗って基本ステップの練習をします。フラのステップはカホロ・カオ・ヘラ・ウエヘ・アーミ・カラカウワなど、ハワイ語で呼ばれます。
少し難しそうに感じますが「曲に乗って左右に動ければすぐに踊れるようになりますよ」と先生は言います。そしてレパートリーの練習に入ります。今は文化祭に向けて最後の練習に励んでいます。ステージではお揃いの衣裳に、つけまつげとアイシャドーで大変身するので、時間がありましたらぜひ足を運んでください。
(西)五井公民館 文化祭 10月3日(日)出演は12時45分頃 「南国の夜」「バリバリの浜辺」「フキラウソング」