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NO.46

和太鼓サークル『凪』

太鼓を通して親と子のコミュニケーション
指導にあたる河野さん

 岬町の公民館で親子が一緒に和太鼓を練習する会がある。和太鼓『凪』の皆さんで、大人6名、小学生9名、保育園児が3名の総勢18名。 
「毎年、町の祭りに白子の和太鼓の団体が来て演奏していました。それが素敵だったので自分の子どもにも太鼓を習わせようと白子まで行っていました。本当は自分がやってみたかったので、そのうちに私もばちを持っていました」と会の代表の関本実和子さん。
 昨年の祭りで太鼓演奏を見ていた保育園児の母親の中からも「私もやってみたい」と声があがり、昨年11月、地元で和太鼓のサークルをつくる事になった。ほとんど同じ保育園に子どもを通わす親が主体となったが、その後はクチコミで広がり、小学生とその親が多く会に入るようになった。
「子ども達が楽しそうに太鼓を叩いているので、私もやってみようと思いました。今の子ども達は協調性がないように思えるので、太鼓のリズムを通して人と合わせることを学ばせたいと思いました。親子で共通の会話もできるのでいいですよ」と小学生の男の子を持つ母親。また、保育園児の母親は「私はアメリカとイギリスに滞在した事があるのですが、その時自分は日本の文化を知らず、愛国心がないと痛感。それで、子どもには日本的なものに早い時期から親しんでもらいたいと考えています。子どもに強制するのではなく、自分からやりたいと思う環境をつくるためにも、私が先に始めました」
 様々な意見の中、ほとんどの人が太鼓を叩く時には何も考えず無心になることができ、またその太鼓の振動が体の奥にまで伝わるのが快感、ストレスも「さっぱり」吹き飛ぶと話す。
 稽古をつけるのは白子町在住の河野忠幸さん。20年前、独学だが郷土芸能団体として『房州太鼓』を立ち上げた。荒々しい九十九里浜の波のイメージで太鼓を叩いているそうだ。「今回は『地元の祭りは自分たちで』がテーマで頑張っていますが、お母さん方の熱意はすごいですね。私も太鼓演奏を正しく伝え、正しくやってもらいたいと思っています。子ども達も最初は10分やるのも大変でした。うまくできた時は大いにほめますが、叱る時はちゃんと叱る。今は祭りに向け、少し厳しくやっています」
 今年の夏休みには小学生の男の子と何人かの大人が、地元の保育園で太鼓演奏のボランティアを行った。好評だったため、来年には岬町に4カ所ある保育園から依頼を受け、演奏する予定。
「園児が太鼓の大きな音に聴き入ってくれました。先生方もアンコールを連発、嬉しかったです。たとえ誰であろうと見てくれる人の前で演奏するのは快感で、癖になりそうです。来年は保育園だけじゃなく、老人ケアセンターにも行こうなんて話が盛り上がっています」とメンバーのひとり。
 現在、11月に行われる町の祭りに向け、特訓中。保育園児、小学生の男の子、小学生の女の子と大人の3部に分かれて発表する予定だ。
「今年の地元の祭りには、初めて自分達だけで和太鼓の演奏をする予定なので、みんな張り切っています」と関本さん。
「誰でも気軽に一緒にやりましょう、楽しいです」と入会制限なく、会員を募集中。
 岬町公民館にて毎週火曜5時から7時まで。 (大谷)
 

 
 問関本実和子さん
  TEL0470-87-3280
  FAX0470-87-2863
 
お母さんと一緒

  



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