東金市の姉妹都市はフランスのマルメゾン市。以前から市民同士の交流が行なわれているが、市も東金国際交流協会員を対象とした無料のフランス語教室を開くなどして活動を支援している。
その教室で知り合った人達が、今年4月に語学サークル『東金フランセ』を結成した(佐々木晃代表)。会員は30代から60代の男性4名を含む12名。
講師は藤木郁子さんで、市のフランス語教室の講師でもある。藤木さんは高校生の時にフランス語に興味を持ち、フランス語専門学校に入学。卒業後は更に通訳の専門学校に入学し、終了後、1年ほどフランスの大学の外国人コースで勉強。帰国後は通訳の仕事をした。 「最初は無料でフランス語を教えてもらえるならと始めましたが、先生の優しくて親しみやすい人柄にすっかり魅せられていまだに続いています」、「大学生の時にフランス人が書いた著作を読んでいたので、フランス語を学び、実際に原語で書かれたものを読んでみたかったから」、「将来、フランスに行って自由に会話を楽しみたい」と会員のフランス語を始めるきっかけは様々。中には塾の講師で、子どもが初めての外国語の英語を教わる気持ちを知りたくて始めた会員もいる。
それまで独学でフランス語を勉強していた人も「ラジオ講座でも勉強はできるけれど、ここに来ると皆が頑張っているのが見られて励みになります。もちろん日本語ですが、普通の会話が楽しく、おしゃべりをするだけでもストレスの発散になりいいですよ」と話す。 「最低1年はフランス語を学んでこられた方々なので、1週間の出来事をフランス語で報告してもらっています。失敗談に大笑いしながら皆さんと楽しく勉強しています。会話を重視していますが、まずはフランス語を好きになってもらうよう心がけています」と藤木さん。
昨年6月、国際交流でマルメゾンの市民が東金を訪問した時、歓迎会でフランス語で『さるかに合戦』を演じた。藤木さんがフランス語に翻訳した台本を作成。効果音にもこだわり練習にも力が入ったという。
「この時につけた名前が先生の姓をとって『藤木座』。フランス国歌も一緒に歌い、盛り上がりました。台詞を覚えるのは一苦労でしたが、脳が活性化され頭の体操になりました。今度、東金市から市民がマルメゾン市に行く事になったら是非行こうと思っています」と佐々木代表。
会員を募集しているが、以前多少でもフランス語を学んだ人や、現在勉強中の人などが対象となる。東金市はもちろん、周辺の市町村からの参加もOK。
「一度、私たちの勉強に参加し、雰囲気を見ていただきたい。その後入会されるかどうかを決めてください。問合せや参加希望の方は電子メールでも応対できます」と佐々木代表。
フランス語の習得は仲間づくりからと佐々木さんは今後、他のフランス語の教室やサークルとの交流を持ちたいと考えている。そして、フランスにインターネットで東金市を紹介し、今後、多くのフランスからの訪問者を迎えたいと大きな夢を語ってくれた。
(大谷) |