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NO.99

― 市原エンジェルシスターズ ―

 元気に楽しく! 
初めてのソフトボール

 辰巳台のグラウンドに、白球を追う女の子たちの元気な声が響く。小学生女子のソフトボール『市原エンジェルシスターズ』は毎週土日、辰巳台西小、白幡小、若宮小の3年生から6年生の14名が集まって練習をしている。指導はメンバーのお父さんたち。監督兼チーム代表の名取義範さん(44)は、草野球の選手として26年野球を楽しみ、少年野球の指導もしてきた。他のコーチも10年、20年と草野球を続け、中には実業団ソフトの現役選手もいる。「きっかけは、娘がソフトをやりたいと言ったこと。女の子のスポーツはミニバスくらいしかないし、男の子に比べ太陽の下で楽しく運動する機会も少ない。息子たちは少年野球を卒業し、私も草野球をやめていたので、近所にチームがなければ作ればいいと、昨年の10月にスタートしました」
 どの子もソフトボールはこのチームが初めて。道具もなく、最初は知り合いから古いボールやベース、バット、グローブを譲ってもらって準備をした。キャプテンを務める6年生の津森あゆみちゃんも、「今年の1月に入るまで、キャッチボールをしたこともなかった。みんなとすぐ仲良くなれたし、すごく楽しい」と言う。「外のスポーツが好きだから入ったんだ。体を動かすのは気持ちいい」「お母さんにすすめられて。キャッチボールが好き!」「打って走るのが面白いの!」と、みんなも実に楽しそうだ。ほとんどの子が練習を休まずに参加するという。通常は、柔軟、ウォーミングアップ、キャッチボールと、守備、送塁、バッティングが午前中の練習メニュー。午後からは試合形式で、時にはお父さん、お母さんチームとの試合もある。キャッチボールでうまく球を取れない子もいるが、お父さんコーチたちは怒らずに「ちゃんと取れよ〜」と声をかける。ポジションについての守備練習も、ボールをキャッチする姿勢、投げるときのステップなど、基本を一つひとつ指導する。「私に取らせて〜」「次は私の番!」と順番争いもあったり、笑い声も絶えない。「それでも、何とか形になってきたと思います。最初はルールや言葉も知らないし、守備につかせるのも大変でした。ポジションは何をやりたい?と聞いたら『バッター』と答えてましたしね(笑)」。地域が同じことから、辰巳台中学ソフトボール部との合同練習もあり、試合の応援にも出かける。「この子たちの多くは辰巳台中に進学します。このチームの実力がつけば、中学のソフトボール部の関東大会出場も目指せるかなと。ここの卒業生からオリンピック選手を出すというような、大きな夢を持ちたいとも思っていますよ。でも何より、子どもたちとのコミュニケーションが増えるのが親には一番。特に父親にとっては、娘と共通の話題を持つのは大変だから(笑)」
 現在は、市原市内の小学生を募集中。希望があれば幼稚園児も入部OK。青空の下で楽しくスポーツしたい元気な女の子は、一度見学に行ってみよう。(米)

〈練習〉(土)9時〜15時 (日)9時〜12時
場所/辰巳台ボランティアセンター裏広場
月会費/2000円
名取(18〜20時)
TEL.0436-74-6091
名取さん(左2番目)とコーチの皆さん

  



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