宴会のたびに何の芸もなく困っている方、多いと思います。そんな時に手品ができたら素敵ですよね。「たねもしかけもありません」と言いますが、手品には必ずしかけがあります。何度か練習をすれば、誰でも必ずできるようになるのです。
『陽気会』は、昨年4月に発足したばかりの新しいサークルです。今は少人数ですが和気あいあいとした雰囲気の中、楽しく活動しています。指導者の山崎陽子先生は、以前サン・パイン・シスターズというグループを結成し、プロのマジシャンとして全国各地で活躍していました。14歳で初舞台に立って以来、TVや雑誌、新聞などで話題を集めていました。
「手品は言葉を話さなくても、誰にでも楽しんでもらえる万国共通のものです」と山崎先生は言います。手品には、誰をも楽しい気分にさせる不思議な力が備わっています。会員の小松さんは始めはあまり手品を好きではなかったようです。「実は、私は手品を見ると、騙されてるっていう気持ちが強くてあまり好きになれなかったんです。
でもいつも楽しく大勢で騒ぐことが好きなので、ためしにちょっと始めてみたら、人をびっくりさせたり感動させたりすることのできる手品の魅力にとりつかれてしまいました」。 小道具をたくさん持って会場に集まった会員たちは、音楽にあわせて順番に腕前を披露します。
6本のロープが一瞬にして輪のようにつながったり、新聞紙から水が出てきたり、たてにしたお皿の上にコーヒーカップが立ったり、私は目の前で起こる不思議な光景に驚きの連続でした。 会員の宇野さんは学生時代から手品が好きで、自分で本を読んで勉強していたそうです。結婚披露宴や宴会場で発表の機会はあっても、なかなか独学では自信もなく人前で披露することはできなかったそうです。
『陽気会』に入会してからは、電車の中ではコインをいじって指の訓練をし、買い物に行くと何か手品のネタに使えそうなものはないかと探し回るほど、ますます手品好きに磨きがかかったようです。 普段、絶対にお客さんにはたねを明かさないそうですが、無理をお願いして簡単にできそうなものをひとつ教えていただきました。教わった通りに何度もチャレンジして私も皆さんの前で初の手品を披露させていただきました。成功して拍手をもらったときのなんとも言えない満足感、一度皆さんにも経験していただきたいと思います。 (西)e