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NO.106

― 映画で異文化を語るサロン ―

 映画で英会話を学び
 楽しみながら異文化を理解

  国分寺公民館で第2・4(土)の午後に開催されている『映画で異文化を語るサロン(CCS/クロス・カルチャー・コミュニケーションズ・イン・スクリーン・イングリッシュ)』は、映画鑑賞と英会話の勉強を同時に楽しむサークル。主宰は市原市国際交流協会の研修部。初心者から上級者まで6つに分かれた英会話サロンのひとつで、中級者を中心に30代からの約20名の会員が集まる。研修部長の左近さんは、「映画のDVDと日本語の対訳がついた脚本をテキストにしているので、映画と英語が好きな方なら中級でなくても大丈夫。メンバーには初級者もいますし、楽しみながら学べると思います」と話す。
 昨年4月にスタートし、これまでテキストにした映画は『カサブランカ』『シー・ビスケット』『モナリザ・スマイル』。脚本のあるものに限定されるが、メンバーで見たい映画をセレクト、話し合って決めているという。取材した時はミュージカル映画の名作『サウンド・オブ・ミュージック』の3回目で、主役の住込みの家庭教師・マリア、主人であるトラップ大佐にその7人の子どもたちがそろっての夕食シーンから。まずはメンバーが、その日鑑賞する映画のシーンの日本語訳、次に同じシーンの英語を読み、講師役を務める英会話上級者でリーダーの斎藤さんが、チェックポイントを解説。「『at table』は食事中という意味だけど、この『at』がポイントだね。基本的には短い瞬間的な時間、狭い範囲の場所を示す時に使われる前置詞だけど、この場合は『行動を取らせるパワーの前置詞』と言われ、名詞を動詞的にしてしまうわけです。同じ使い方で他の例を挙げてみましょう」。斎藤さんの問いかけに、メンバーから『at home(家でくつろぐ)』『at school(勉強中)』『at sea(航海中)』などの答えが出る。そして左近さんからは「感覚的・情景的なものも現すね。たとえば『he caught at a straw』で『わらをもつかむ』になるけれど、at がなければただの『わらをつかむ』だから」と補足。さらにいくつかの単語の使い方、発音、時代背景の要素が入ったセリフなどを、様々に解説。そして実際に英語字幕の映画を見て、しっかりチェック。休憩をはさみ、前半・後半を合わせ2〜3シーンを進め、最後にDVDを見ながらテーマ曲を全員で歌った。
 メンバーは、「映画はストーリーがあり、感情豊かな話し方で、本当に『生きた英語』。こういう場面では、こういう言い方をするのか、と納得します」「仕事の現場などで苦労して英語を学んできた人が教えてくれるので、教え方も上手で面白い。楽しみながら通ってきています」とのこと。左近さんは「半年で約2時間の映画をじっくり見ていくスタイル。映画を通じて生活習慣や価値観など、日本とは違う考え方、異文化への理解にもつなげたいと思っています」と話す。この11月からは『初級英語で異文化を語るサロン』もスタート。どちらのサロンも英語を学びたい人なら年齢を問わずOK。見学も気軽に。(米)

◆映画で異文化を語るサロン 第2・4(土) 13時半〜16時 国分寺公民館
月会費200円(テキスト代別途)
問い合わせ/斎藤 TEL.36-3524

◆初級英語で異文化を語るサロン 第1・3(土) 13時半〜15時半 五井公民館 月会費200円
問い合わせ/左近 TEL.22-3445
上)テキストを使って、会話のポイントなどを学ぶ
斎藤さん(前列右端)とメンバーの皆さん
日本語対訳付き脚本
DVDで会話の発音等をチェック

  



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