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NO.112

― 風ハイキングの会 ―

 風に誘われ、軽やかに歩む

 『風ハイキング会』は姉崎で活動する俳句同行会『夕映』の会員を中心に昨年4月に発足した。活動は月1回、今回で12回目となる。60代が主で、ハイキングには俳句会以外からの参加者も含め毎回10人から15人が集まる。当日来られる人のみが参加する。
 代表の安澤善三郎さん(69)は「風のように何事にもとらわれることないように、という意味を込めて風ハイキングの会と名付けました。健康のために歩くというよりも、散歩を楽しみ、季節の移り変わりを肌で感じることを大事にしています。春は春風のように、秋は秋風のように気ままにそぞろ歩きをしていきたいです」と話す。取材に伺った日は晴天に恵まれ、絶好のハイキング日和となった。朝9時に姉崎公民館前へ集合、14名が参加した。安澤さん曰く「今まで一度も雨天中止になったことはない」とのこと。
 目的地へは車で移動するが、同乗メンバーが偏らないようにそのつどくじ引きを行う。今回はA・B・C3つのグループが出来上がった。Bグループに同乗させていただく。車中では世間話に花が咲く。代田歌さん(68)は「毎月楽しく歩いています。行った場所や風景は俳句の題材にすることも多いですよ」と笑顔を見せる。
 午前9時半に出発。今回最初の目的地は、千葉市中央区の『青葉の森公園』。遊歩道を歩いて梅見をする。次に向かうのは千葉市中心部から西へ5キロの海岸埋立地に位置する総合公園『稲毛海浜公園』。公園内を一周して人口海浜『いなげの浜』へ出るまでの、約11キロを半日で歩く。
 10時半に『青葉の森公園』へ到着した。風はやや冷たいが、太陽の光がさんさんと降り注ぐ中、満開の梅林を歩くと芳香が風に乗って匂ってくる。写真を撮る人や絵を描く人で梅園は賑わっていた。お昼前、園内『西洋庭園』の噴水前で休憩。各自持参した弁当を広げ、くつろぎの一時を過ごす。
 その後『稲毛海浜公園』の『いなげの浜』へ。白砂を波が洗い、カモメが波打ち際で羽根を休める横をゆったりとしたペースで歩いていく。『浜辺の歌』を口ずさんだり、美しい貝殻を拾って記念に持ち帰る人も。
 午後4時、姉崎公民館前へ戻ってきて終了、解散となった。万歩計を見せていただくと1万4千歩と表示されている。かなり歩いたな〜と感じたが「普通は2万歩くらい歩くのよ」と会員の皆さんはまだまだ元気なご様子。参りました。
「目的地は皆の希望を聞いて決めています。なるべく自然の多い場所で、四季折々の草木を愛でていければと思います。俳句に限らず、様々な趣味をお持ちの人と一緒に楽しめれば嬉しいです」と安澤さん。
 4月は小湊鉄道沿線の『江戸道』、5月は南房総和田町の『花嫁街道』を歩く予定だ。(石山)
活動日/第2月曜日、朝9時姉崎公民館前に集合 会費千円

問い合わせ/安澤さん
TEL&FAX.0436-62-3041
なごやかに昼食を取る会員の皆さん。
野外で食べるお弁当は格別の味
安澤善三郎さん

  



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