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NO.117

 ― 花空間 ―
 
 いつまでも美しく咲き続ける
 プリザーブドフラワーに
魅せられて…

 フラワーアレンジメントサークル『花空間』は、地元の主婦を中心に14人で活動している。現在結成8年目となり、4年前にフラワーアレンジメントの資格を持つ家徳幸子さんを迎えた。メンバーがそれぞれ仕事や家事で忙しい為、昼から夜にかけて長い活動時間を設け、各自都合の良い時間帯に参加できる。それまでは生花のみを使用して作品を作っていたのだが、今年1月からプリザーブドフラワーアレンジメントも始め、ミニアレンジ、リース、ブーケ、タペストリーなど様々な作品に挑戦している。
 プリザーブドフラワーとは、オーガニックや着色料などを混ぜた特別な薬品を用いて、保存用に加工した草花のこと。その薬品は人体や環境に影響のない材料を使っているといわれている。工程としては生花から色素と水分を取り除いて、人工色素を茎から吸わせて完成させる比較的新しい技法を用いたフラワーアレンジメントだ。生花のような柔らかい質感をもちながら、保存状態によっては半永久的に美しい状態を保つことが可能。
 フラワーアレンジメントを始める前は、化粧品会社の美容部員として働いていた家徳さん。「綺麗なものが好きで、お花に興味を持ち、フラワーアレンジメントを始めました。『いつまでも美しさを保ちたい』と願う点では、お花と人は共通するものがありますよね。それにプリザーブドフラワーには生花にはない魅力がたくさんあります。ずっと綺麗なまま枯れないというのが一番の魅力ですが、バラは着色できるので20色以上の中から選ぶことができますし、花びら1枚1枚を解体して組み直すと、大きなバラを作ることができるんです」と話す。
 11月28日の活動では、クリスマスをテーマに作品を制作。オアシスというスポンジのような土台に、白いバラ、もみの木の葉に似たヒバ、マツボックリ、パールなどの材料を刺していく。その際、アクアグルーという花専用の糊を使って固定する。はじめは楽しく世間話をしていたメンバーも、作業に取り掛かり始めると無言になり作品だけに集中。また、同じ材料を使っていても、皆全く違う作品ができている。花を刺す位置が違うということ以外にも、パールをそのまま使うのではなくバラの中心に置いてみたり、全体の大きさがそれぞれ違ったりと、自分なりに工夫をした個性溢れる作品に仕上がっていた。
「14人いたら14通りの作品ができます。それに二度と同じ作品を作ることはできません。表現方法が無限にあるからおもしろいんです。それに以前、結婚式で花嫁さんにブーケをプレゼントしたことがあったんです。花嫁さんはもちろん喜んでくれましたが、それ以上にご両親が『娘の大切な思い出がお花とともにずっと綺麗なまま残ってくれてうれしい』と、涙を流して喜んでくれました。そんな風に喜んでもらえると、次はもっといいものを作ろうと意欲が湧くんですよね」と家徳さん。
 メンバーの河崎さんは「家徳さんは基本を一から丁寧に教えてくれるので、とてもわかりやすいです。彼女の明るい性格がサークル全体の空気を和ませてくれるので、リラックスしながら楽しく制作しています」と話す。また、花好きの母親を持つ佐々木さんは「毎回、作品を家に持って帰る度に母がとても喜んでくれます。大切な人へのプレゼントにも最適ですよ」
 最近では市民会館などで作品発表の機会もつくっているそう。毎回季節に合わせたテーマで、メンバーの要望を取り入れながら家徳さんがオリジナルのデザインを考えている。今後は、12月12日にクリスマスリース、月後半には正月飾りを制作する予定。興味のある方はまず一度体験してほしい。その奥深さに魅了され、きっと夢中になるだろう。私自身もその中の一人だから。     (斉藤)

活動日/第2・第4火曜
場所/市原市市民会館2階会議室
時間/14時半〜16時又は19時〜20時半
会費/1回ごとに部屋代300円と材料代2000円
問い合わせ/花空間(家徳さん)
TEL.090-1805-0377

  

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