NO.39

「情熱、パッションっていう言葉が好き。
 インパクトのあるプレーをしていきたい!」


 楽山 孝志(26歳)MF  
   

【PLAYER'S PROFILE】
■1980年8月11日生まれ
■177cm、70kg、B型
■背番号/23
■吉島スポーツ少年団 → FCひがし→清水商業高校→中京大学
■愛称『ラク』

 2003年に巻選手らとジェフに加入した楽山選手。当時のインタビューで、「ジェフというチームは、皆がよく動き運動量が多いイメージで、自分に合っていると思った」と話した。巧みなドリブルで、優れた攻撃センスをもち、即戦力として期待された。が、なかなか出場の機会に恵まれなかった。翌年のインタビューでは、「もう2年目で言い訳はできない。プロの厳しさは分かっていたつもりだったけれど…。とにかく1分でもいいからピッチに立ちたい」と、出場機会の少ない現実に、終始悔しさともどかしさのにじんだ表情をみせた。そして、プロ4年目を迎えた今年。リーグ戦にベンチ入り、スタメン出場も果たすようになった。待ちに待った楽山選手のパワーが開花しようとしている。


◆この3年間を振り返って。
「数え切れないほど色々なことがありました。2年目に入り焦りを感じたこともありましたが、ベンチにいたり試合に出られない時間が多く、だからこそ自分に何が足りないのか、足りないものが多いことに気づかされました。最近で、僕の中で一番大きな出来事だったのは、オシムさんが抜けたことですね」

◆アマル監督は親子だからといって、前監督のサッカーを踏襲するというわけではない?
「ベースではそういうところもありますが、やはりオシムといっても、イビチャとアマルでは違う(笑)。求められる部分がちょっとずつ違うんです。たとえば、とにかく速くゴールへというのがアマル監督。オシムさんはダメだったらゆっくり回して行ける時に行けという。速く前にということを求められるから、アマル監督の方が厳しいと思います」

◆で、自分に足りないものとは何だと気づいたのか?
「ポジショニングと球際。僕が一番気を使っているのは、自分は足が速いわけでないし、身体的に、体がぶつかって強いわけでもない。じゃどうすればいいか?相手より速くボールをとればいい。それが大事。今年のトルコキャンプで、向こうのトップチームと試合した時に、ポジショニングを意識していれば何とか防げたシチュエーションもあったので、これを反省材料に日本に帰ってから、少しずつ意識してやるようにしました」

◆そうした自分の気づき以外に、監督やコーチから指摘されたことは?
「去年の秋、オシム監督に今後のことなど相談にいったら、『おまえは技術はあるが、運動量が少ない』と言われました。自分では走っているつもりでしたが、ビデオでチェックすると、やっぱり周りと比べると走れていませんでした。それからですね、もっと走るということを心掛けてきました。そうしたら今年に入って、試合にも使われるようになりました」

◆だからといって、まだ今の状況では満足できてない。
「はい。自分は途中から出るプレーヤーではないと思うし、僕みたいな選手は使いづらいんじゃないかと思う」

◆でも、監督は使う。何故だと考えるか?
「僕のドリブルで仕掛け、クロスやシュートでチャンスをつくろうとするところを期待してのことだと考えています」

◆そういう選手はジェフにはなかなかいないタイプ。そこをPRしていきたい?
「以前だったら林選手。今だと晃樹(水野選手)とか。インパクトのあるプレーをしてチームに貢献していきたいです」

◆ところで、楽山選手の試合前のジンクスって?何か縁起かつぎのようなことってある?
「蜂蜜入りの温かい紅茶を飲むことかな。なんかホッとするんです」

◆サポーターの皆さんに。
「よく自分のプレーを見てくれていると分かる手紙をもらうと嬉しいですね。文句口調で書いてあるものも、けして中傷ではなく応援してくれてるからだと伝わってきます。まずは1戦1戦大事に戦っていきます。皆さんの声援が僕らを後押ししてくれるので、応援よろしくお願いします」(内田)


  



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