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誰もが安心して、生き生きと暮らせるまち・岬!

岬町長 太田 洋さん(57歳)

 今、テレビ番組で人気の『月10万円で暮らせる町』の紹介で、全国第5位に挙げられた岬町。高齢者や子育て中の若夫婦等には暮らしよい町と言われている。
 サラリーマンの定年退職組の転入者が増え、この地域では唯一人口の増えている町だ。そして、6歳までの全ての子どもの医療費が無料(通、入院とも)で、しかもこの地域で一番保育料が安いこと等がその証。今回はそんな住みよいと評判の岬町・太田町長の登場だ。(井上)

★はじめに『まち自慢』を。
 「まず、よく働く町民であることと、公民館活動が活発なこと。次は夷隅川。コイやウナギ等の川魚が120種に及ぶ豊富な魚種は、岐阜の長良川に次ぐ第2位。川の周辺に樹木が多く、プランクトンが大量に発生しやすいので豊かな漁場を育んでいるのだそうだ。河口沖の漁場は日本有数の伊勢エビの産地となり、ヒラメ、アワビ、サザエ等もよく獲れる。太東の地ダコも有名だ」

★おすすめの特産品は?
 「町の特産は、コシヒカリの『里の秋』と梨。梨は大振りで品質が良く、早出しで市場の高い評価を得ている。また、珍しさもあって人気なのが『梨ようかん』。岬の梨を原料に、成田の銘菓として知られる『米屋の羊羹』さんに造って頂いている」

★見どころとして特筆されるのは?
 「太平洋に突き出た太東埼や日本三清水の一つといわれる清水寺、菅原道真を祀る天神社、そして江戸時代の彫刻師・武志伊八郎の大作『牛若丸鞍馬山大天狗の図』が、見ものの飯縄寺等の景勝・古社寺。それに大正9年に国の天然記念物第1号に指定された太東海浜植物群落も見逃せない」

★白亜の太東埼灯台の岬上から、北に延々と連なる九十九里浜と夷隅川沿いの眺めは感動ものです。ところで、ユニークな所といえば『麻雀博物館』でしょうか。
 「そう、何しろ世界唯一だから。日本・中国・欧米の麻雀の文献が1万冊以上、古今の名牌、貴牌が3千点以上収蔵されるほか、今上陛下の皇太子時代に麻雀をされている様子等、珍しい写真が掲額されている。毎週金曜日に行う町主催の健康麻雀教室も、町内外を問わずファンが集う。毎年1泊2日で約200人が参加して開催される全国麻雀大会も、今年で4回目で地域起こしの起爆剤になっている」

★海洋スポーツのメッカとしても町は育ちつつあるのでは。
  「岬町B&G海洋センターはヨットやカヌーといったマリンスポーツが盛んなことで知られているが、近年は観光立県ちばの中でサーフィンの拠点にしようという動きが加速。海岸地区にサーフィンのボードやウェアを売る専門ショップがどんどん増え、湘南を越えつつある」

★座右の銘を。
「『為せば成る』が好きな言葉。尊敬する上杉鷹山(江戸末期の米沢藩主)の藩財政再建の時の心意気。人間その気になれば何でもできないことはないという意味。私は、藩の立て直しに命を賭けた鷹山の行動力と実行力に男として惚れた。この心で町政を進めたいためだ」

★町長室に入り、オヤッと思ったのが、ドアが開けっ放しであること。そして、既決&未決の決裁箱も町長というプレートもなかったこと。これは?
 「かねて仰々しく思っていたので就任直後から廃止。決裁はためないことと、ドアの開放はどなたでもご自由にという考えから。私が目指すのは隠し事のない開かれた町政。役所は町民の願いや苦しみをしっかり受け止める所。だから会いたくて訪れる人には全て会うことにしている。町長交際費も公開している」

★最後に、ご趣味は?
「読書とカラオケ。本はストレス解消になる歴史物と仕事上のヒントを得るための政治経済物を愛読。カラオケの持ち歌は『城ヶ崎ブルース』、『男の背中』、『北の街札幌』あたりか」

◇わがまちDATE 〜睦沢町〜
人口/15,248人(5,562世帯)
面積/46.66キロ平方メートル
町の木/梅(菅原道真公を祀る天神社
 の梅など、町内にゆかりのある木)
町の花/スカシユリ(町内の太東海
 浜植物群落地や周辺の海岸に自生)
TBSの取材で

 



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