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美味しく安心!房総地鶏
 
梅宮農場(飯岡町)

 房総地鶏は、八街の畜産総合センターが開発した千葉県固有品種。県内で唯一、本格的に房総地鶏を飼育する『梅宮農場』は、梅宮文三さん(57)と梅宮宏太さん(27)の二人で経営している。同農場は20年以上ブロイラーを飼育してきたが、4年前に房総地鶏に切り替えた。宏太さんにお話しを伺った。
「最初は千羽からのスタートでした。今では年間約2万羽を出荷しています」鶏舎は2棟。八街の飼育センターで孵化したヒナを運んでくる。
「一般に流通している地鶏の飼育日数は約80日間。うちは110日間かけて大人になるまでゆったり育てています。房総地鶏は気性が荒く、闘争心が強い。鶏同士が傷つけ合わないように普通は『デビーグ』という、口ばしの先端を焼き切る処置を施しますが、鶏にストレスを与えるのでうちではやりません。その分、常に目を配り、争いが起きたら仲裁に入ります(笑)。餌も非遺伝子組み換えの飼料を独自の配合で与え、風通しの良い開放型鶏舎で飼育しています。心がけている事は、鶏に対して絶えず心地よい状態を保つこと。人が食べるものですから、極端に人と違う環境で育てるのは違うんじゃないかと。農場にやってきて出荷されるまでの110日間、生きている間は鶏にとってできるだけ幸せな環境で育ててやりたいと思っています」
 引き締まった肉質と濃い味が楽しめる房総地鶏。年配の人からは「昔庭先で飼っていた鶏の味がする」と好評だという。但し、梅宮農場は生産農家なので直売は行っていない。
 宏太さんはこれからの養鶏農家の在り方として、生産者・流通者・消費者が一体となった地域循環型農業が理想と話す。
「なるべく近くで供給し合っていけば、病気や事故など不慮の事態に対処しやすく不正も起きにくい。互いに安全を確認しながら作業を進められるので、消費者にとってもより安心です」鳥インフルエンザ等で世間の目も厳しくなっている昨今だが、梅宮農場は病気を出したことは無く、逆にお客様から励ましの声を掛けられるという。
「今以上に規模を拡大しようとは考えていません。隅々まで目の届く範囲でしっかりした食品をお届けしたいと思っています」(石山)

問い合わせ/千葉エーコープミート
TEL.043-259-1700

 



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