NO.002
〜好奇心は波紋のように〜
我が家のやんちゃ坊主たちは、春になると待っていましたとばかりに、トカゲ、カナヘビ、カエル、ザリガニを捕まえに、毎日原っぱや田んぼなどに探検に出かけて行く。春から秋までの間は、いろいろな生き物たちのおかげで、子どもたちは外での遊びがほとんどだ。たまに部屋の中に蝶々やカマキリが飛んでいたりするのが困りものだが、本人たちはそれなりの理由があるらしく、最後は逃がしてあげることを条件に大目にみている。 それから自分が分からないことがあると、図書館で生き物図鑑を借りてきては、名前、採り方、飼い方、特徴などを調べるようになった。最近は興味が広がって、父親が休みの日には、よく魚釣りに出かけるようになり、親子で楽しんでいる。 子どもは基本的に好奇心が旺盛なのだろう。ひとつの興味から次々と関連する好奇心が湧いてくる。そうして好きなことを追いかけているうちに、いろいろな分野の勉強をしていることになる。好奇心は、水面に投げた石が波紋を描くように大きく広がってゆく。私は子どものそんな姿を見るのが大好きだ。将来、どんなものに興味を持つのか、どんな仕事に就くのか、楽しみでしかたない。 やはり人生で一番楽しいことは、好奇心が働いている時ではないだろうか。それは子どもに限らず、大人になっても変わらないものだと思う。私は、子どもの好奇心の芽を摘むことなく、大切に育んでいけるように関わり、親子で楽しみながら子育てをしていけたらと思っている。
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