ふるさと「小湊鉄道6」光風台駅

光 風 台

酒巻文之駅長団地とともに歩んできた駅・
中高根・安須の地域を切り開いてできた光風台団地の建設に伴い、昭和51年12月にできた小湊鉄道内で最も新しい駅である。大正時代に建てられた他の各駅とは全く異なった風貌をもつ、とても大きな駅だ。改札とホームをつなぐ階段が電車の色(オレンジとベージュ)に塗装されているので、遠くからでもすぐに目に付く。駅前の広いロータリーには月極駐車場、駐輪場、小湊バスの停留所がある。 「光風台駅」と大きな標示板が掲げられた正面入口を入ると左手に、ロータリーを見渡せるガラスばりの待合室がある。電車到着時は、迎えの車やバスを待つ人達で賑っている。改札口の天井からはたくさんの鏡が吊り下げられていた。駅員室からは広い駅内を見渡すのが困難なため、安全確認のために鏡を使っているそうである。  駅舎とホームは別棟に構えられているので、広い改札口を入ってから正面の長い階段を登って降りてホームへ出る。少し距離があるため、発車時刻に余裕を持って改札を通ったほうがよさそう。駅員室からホームの様子までは見ることはできないので、発車間際に改札を通る客がいるととても心配だという。お年寄りや小さな子どもを連れた人には「間に合いませんよ。危ないから次にしたほうがいいですよ」と声をかけるのも、安全を第一に思う駅員達の心配りからである。  ホームや待合室には電車の到着を知らせる案内放送も流れ、小湊鉄道ならではののどかな雰囲気はこの駅にはあまり感じられない。光風台団地には2319戸、7600人(98年2月統計)が生活している。光風台駅の利用者も1日1500人を越えるという。酒巻駅長は山田駅、養老渓谷駅の駅長を務めた後、5年前に光風台駅の駅長となった。昔から駅周辺に生活している人は、光風台駅ができる前は山田駅を利用していた。酒巻駅長が山田駅に勤務していた頃の客とも再会し、昔話に花が咲くこともあるそうである

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