ふるさと「小湊鉄道15」-月崎駅-

月  崎

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住民みんなでつくられる駅 養老渓谷を通って流れてきた養老川は、月崎付近から上総台地を蛇行し始める。大正15年、小湊鉄道は五井駅からここ月崎駅まで開通した。当時は終着駅で駅前に旅館もあったそうだが、今は駅の正面に小さな売店が1店あるだけだ。利用客があまり多くなく、駅員も常駐していないので、人影もなくひっそりとした駅である。 ロータリーはかなり広々としていて、大型車が何台も駐車できる程のスペースがある。昔はここに旅館や店が並んでいたのだろうか。「養老渓谷周辺ハイキングコース案内板」と書かれた大きな地図が立てられている。ドライブで道に迷った時にも役立ちそうだ。 白壁に瓦屋根の駅舎の入口には、「月崎駅」と書かれた木製の大きなプレートが掲げられている。待合室の四方の壁全面にベンチがあり、20〜30人が丸く向かい合わせで腰掛けられる。この駅舎は一般に開放していて、小湊鉄道鉄道部に連絡すれば、打合せやイベントにも利用することができる。きれいな花が飾られ、h白鳥小児童の作品コーナーfに子供たちの絵が展示されている。駅員さんはいないけれども、月崎駅は地元の住民みんなで作られているのだろう。ホームに立つと右手に深い緑の森が見える。列車が駅に近づくと、「ガタンゴトン・ガタンゴトン」と列車の音が山に響き渡る。山間の静かな駅のホームに立って、列車の音がこだまするのを聞いていると、とてもすがすがしい気分になれる。■市民の森(駅より徒歩15分) 120ヘクタールの自然林の中に6つのハイキングコースがあり、キジ・ヤマドリ・ウグイス・ホオジロなど野鳥の声を聞きながら、四季折々の花木を楽しむことができる。リスやノウサギなどの姿も時折見られる。

●写真の説明●カーブをまわってホームに入ってくる列車展望台

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