どんなに楽しいイベントがあっても、知らなければ参加することはできません。素晴らしい活動やサービスを提供していても、知らせなければ誰も利用することはできません。ひとりでは出来ないことも、仲間があつまれば形になります。これまで、一方通行だった情報提供を双方向でやりとりすることで、活動の輪は思わぬ形で広がります。
昨年の市原市は、これまでになく市民活動が盛んな年でした。行政は、新たなまちづくりの基本構想策定にあたり『市民会議』を開き、同じテーブルで市民の意見を聞きました。また、地域の問題解決に可能性のある活動に対し、支援しました。意見や提案が各地域からあがり、自分たちで出来ることは、すでにスタートさせた人たちもいます。思いが形になり、仲間をまきこんでまちづくりの輪が各地で広がりました。多くの人が、自分の出来ることで、まちづくりに関わろうとしています。
ただ「どこにどのような活動があるのかわからない」「参加したいけれど、どこに相談して良いのかわからない」といった声を、よく耳にします。今回、思いがある人に情報を提供できるシステムの必要性が認められ、市原市では市民活動をつなぐ情報のネットワークを整備することになりました。団体のPRやイベント参加への呼びかけをすることで「きっかけ」を提供し、サービスを提供する側と必要とする側の出会いの場にし、いちはらを元気にしようというものです。
今回、シティライフがその窓口業務を委託され、昨年12月より登録を開始しています。市民との協働によるまちづくりを進める中で、市民、企業、行政がパートナーとして、それぞれ役割を担いながら、いかに楽しく生きがいを持ってよりよい地域をつくりあげることができるかが求められています。そのためにも互いが情報を共有できるネットワークの整備が必要なのです。 (国)