NO.2

明るい二人のハーモニーで
道行く人に元気を与える

ミュージシャン
『はるもっこ☆』

  市原市姉崎に元気な二人組デュオ『はるもっこ☆』がいる。鈴木春菜さん(22)通称『ハル』と越野萌さん(22)通称『モコ』だ。
 二人は姉崎中学校の同級生でソフトボール部に所属し、バッテリーを組んでいた仲良しコンビ。この頃は春菜さんがダンサー、萌さんがペットショップの店長という夢を持っていた。中学2年生の頃、二人が聴いていたのは『ゆず』や『19』の曲。月に何度もカラオケに行っては彼らの曲を歌っていたという。音楽の授業内でギターを習ったことをきっかけに、実家にあったアコースティックギターを練習し始め、『はるもっこ☆』を結成。この時はまだ、あくまでも自己満足の趣味として『ゆず』の曲を演奏して楽しんでいた。
「初めて路上ライブをしたのは高校入学前の春休み。人前で歌うのが恥ずかしかったので、人通りの少ない早朝を狙って(笑)。マイペースに楽しく歌えました」
 高校は別々の所に通い、お互いソフトボール部の練習で忙しかったため路上ライブは月に1度となったが、姉崎門前市関係者の父を持つ中学時代の同級生に誘われてイベントに出演。高校2年の冬には、毎年市原市市民会館で開催されるスーパーバンドライブに参加し、審査員奨励賞を受賞した。
「この賞がきっかけで気持ちが盛り上がって、ミュージシャンの道に進もうと決心しました」
 また、高校卒業後には二人の青春の大半を占めていた部活の想い出をうたった『ナインズ』を制作。この曲には、燦々と輝く太陽の下で、汗まみれになって練習した二人と仲間との青春がたくさん詰まっている。
「決して壊れることのない絆『勝つ事よりも、一つになる事』/辛い時に思い出してね『努力と気合いは裏切らない』(『ナインズ』より)」
 その後はさらなるレベルアップの為、東京スクールオブミュージックプロミュージシャン課に入学。この頃から徐々にオリジナル曲を増やしていったという。
「曲はいつもバイト中に歌った鼻歌がきっかけで出来たりします。あと寝る前や入浴中に頭の中に『ポッ』と浮かぶんです。だからその時の気分によって曲調がかなり変わりますね」と二人。元気な歌声とアコースティックギターが奏でる爽やかなハーモニーが曲をさらに盛り上げる。歌詞について尋ねると「私は自分の気分で作った歌詞が多いです。『ヒーローのように』という曲の歌詞は、バイトで悩んでいた時に、イライラしていた気持ちを紙に書き殴ってできました。書いた後は気分がスッキリ。歌うともっとスッキリしました」と春菜さん。萌さんが書いた歌詞は、誰かに向けたメッセージ性のあるものが多いようだ。「ずっと応援してくれて私達を支えてくれたファンの子が、受験で落ち込んでいたんです。どうにか励まして背中を押してあげたいと思い、『追い風ビート』という曲を作りました。曲を聴いて『元気が出た』と言ってくれた時は本当に嬉しかった!」
「人をバカにしたやつの頭に太陽は昇らない/神は見てるんだ!/『波瀾万丈』だと言われるくらいが調度いい/今にミテヤレ(『ヒーローのように』より)」
「走り出せゆっくりでいい/確実に踏み出したその脚で胸張って/深呼吸したらまた位置について/無駄じゃないから風きって行こう/目の前に広がるあの世界にもう少しあと少し/この歌を追い風に(『追い風ビート』より)」
『はるもっこ☆』がうたう歌詞は気持ちを隠さず素直に表しているからこそ、聴く者の胸にストレートに響く。聴いていると自然に元気が湧いてくる。
 また、在学中もストリートライブを続けながら野外イベントやテレビ、ラジオのオーディションに応募・合格し、出演。2003年のスーパーバンドライブでは、ついに念願だったグランプリを獲得し、その高い実力と明るく元気なキャラクターが認められた。現在は毎週水曜日に千葉駅路上でライブをし、ライブハウスでも活動中。
「ライブハウスはストリートと違い、時間が限られているのでとても緊張します。でもだんだんテンションが上がって最後には緊張も吹っ飛んでいますね」
 さらに1月23日?には初の自主制作CDを発売。「機械を買って自宅でレコーディングしました。歌詞カードも自分達で描いてコンビニでコピーを繰り返し、やっと出来た渾身の一枚です。これまで私たちを支えてくれた家族や友達、そして曲を聴いてくれた全ての方へのメッセージを込めました。たくさんの人が聴いて元気になって欲しい」と満面の笑顔で語る。
 悩みを抱えた人、第一歩が踏み出せない人は是非『はるもっこ☆』の歌を聴いて欲しい。きっと元気になれると思う。(斉藤)

 



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