NO.84

風に吹かれて出かけてみれば

袖ヶ浦市上泉「ぼうねだちょう牧場」


初めての春だちょう牧場はイベントがいっぱい

  昨年の暮れ、袖ケ浦市上泉房根(ぼうね)にオープンした「ぼうねだちょう牧場」。身長2メートルを越すダチョウたちは、ひとなつこくてイタズラ好き。1万8千坪の園内には、かわいいダチョウたちが200羽。春休みに入り、イベント盛りだくさんの「だちょう牧場」を訪ねました。

「友人宅で食べたダチョウ肉があまりにも美味しくて」と、社長の三和靖弘さん(55)がダチョウの試験飼育を始めたのは5年前。埼玉で経営していた電子機器の製造会社は息子に任せ、幼い頃過ごした房根で牛、豚、鶏に続く第4の畜産として起業。当時、ダチョウ飼育のノウハウは少なく、試行錯誤だったといいます。よりヘルシーで美味しいダチョウ肉をつくるため、飼料も地元農家の応援を得てカロリーのデータづくりから取り組みました。
 臭いもなく鳴かないダチョウは飼いやすいのだとか。当牧場で飼育されてるのは、アフリカンブラック、レッドネック、ブルーネックの3種類。柵に近づくと、好奇心旺盛なダチョウたちが一斉に寄って来ます。カメラに夢中になって、帽子を取られないようにご注意ください。春は恋の季節、オスたちは求愛ダンスも見せてくれます。ヒナが次々と誕生する4月末から5月にかけては、だちょう牧場のひなまつり。よちよち歩きのかわいいヒナのレースも楽しみです。園内には、ポニーやミニチュアホースの乗馬コーナーはじめ、ウサギとのふれあいコーナーも。
 遊んでお腹がすいたら、ダチョウ料理が堪能出来るレストラン『富良里(ふらり)』へ。「ダチョウ料理になじみのない人にも、ヘルシーさ、美味しさを知ってもらいたくて」と、三和さんが力を入れるアンテナ的なお店です。生産牧場だから可能な、新鮮さと価格。自然飼料で育てた自慢の肉料理メニューも豊富です。ダチョウ肉の本当の美味しさを味わうならオススメは生!と、さっそくいただいたカルパッチョはシェフの自信が伝わってくる一品でした。低脂肪、低カロリー、高タンパクで鉄分豊富な肉はダイエットにも効果がある注目の食材です。食事を済ませた後、店内で直売している肉を買い求めていく人も多くみかけました。
 園内では、春休みの期間中木更津のアサリを使った『殻つきあさりとだちょう肉のバーベキュー大会』も開催中。山の斜面、春風に舞い上がる布は袖ケ浦の地名の由来となった『日本武尊』と『弟橘姫』の愛の伝説『お袖流し』。桜の季節『ぼうねだちょう牧場』は、様々なイベントでにぎわいます。     (国)


ダチョウの卵ポット
 
三和さんとダチョウたち






地図(pdfファイル)
山小屋風のレストラン。これからの季節は広いウッドデッキが気持ちいい。

  



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