NO.87

風に吹かれて出かけてみれば

― 木更津市金田「花ほたる」 ―

百万本のヒマワリと一千万本のコスモスで
元気な木更津を発信

 7月11日、東京湾アクアラインの接岸地木更津市中島に、15ヘクタールの広さを誇る一大花畑『花ほたる』がオープンした。百万本のヒマワリが満開の園内では、秋を待ちきれず1千万本のコスモスも咲き始めた。
 国道16号線からアクアライン側道を金田インターチェンジ方面に。小櫃川を渡る頃、右手川向こうに一面黄色く染まる広大な区画が目に入ってくる。隣には、区画全面に陸稲で描かれたJAの文字も見える。
 アクアラインの開通で千葉県の新たな玄関口となった木更津を、もっと元気に発信していこうと企画されたのが『花ほたる』。アクアシティ構想のある中島地区の造成地20ヘクタールを、市が都市基盤整備公団から無償で借り受け、木更津を訪れる人たちに四季折々の花で楽しんでもらおうという街づくりの活動だ。広大な土地を耕すノウハウ、花の栽培技術のあるJA木更津市(福原嘉一組合長)をはじめとする農業関連7団体でつくる木更津市農業振興協議会が中心となって、昨年よりボランティア活動で整備を進めてきた。
 昨年11月に種を蒔いたナノハナの試験栽培で見通しと自信をつけた今年の春、3ヘクタールにヒマワリの種(百万本)を蒔いた。また、5月の初めには無人ヘリコプターで11ヘクタールにコスモスの種(1千万本)を散布。みなの思いが実り、苗は順調に生育。オープンを迎えた『花ほたる』は、一面の花畑となった。園内には、近くの小学校の子どもたちが栽培するサツマイモ畑、希望者を募って花や野菜の栽培を楽しんでもらう花畑エリア(1区画90坪、全36区画)、地域を発信するものであれば、だれでも無料で使用出来るイベント広場等もある。
 同協議会では、入場者には「花のある街づくりに参加協力を」と、肥料代や種代等の運営費に充てる募金を呼びかける。一口500円ごとに『花ほたる』年間パスポートが発行され、入園と同時にヒマワリ2本、コスモス5本の摘み取りができる。また、1回の入場なら大人200円、小人100円の募金で同じく摘み取り出来る。「ヒマワリ、コスモスの後はナノハナやレンゲソウ、赤い色があざやかなクリムソンクローバーを栽培する予定です。また、小さなホタルの光がいずれ大きな街づくりの光となるようにとネーミーングされた花ほたるの花も栽培する予定です」と、スタッフは話す。
 黄色が一段とあざやかなヒマワリ『ハイブリットサンフラワー』白やピンクの花が風に揺れるコスモス。アクアラインをバックに、これだけの広さと本数には圧倒される。土日には、農産物の直売所も出る。金田の海産物も豊富な『わくわく市場』も近く、足をのばしてみたい。   (国)

地図(pdfファイル)




ハナホタル(来年栽培予定)


問 JA木更津市 TEL0438-23-0501
●駐車場(普通車700台)●最寄り駅/JR内房線 袖ヶ浦駅
  



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