NO.100

風に吹かれて出かけてみれば

― 市原市福増 ―

セミの歌声 ひまわりと風のダンス
夏の自然と遊ぼう!

 

 夏休みも折り返し地点。家族サービスに苦労するお父さんたちに嬉しい、身近なアウトドアスポットがあると聞いてやってきたのは、市内福増。クリーンセンターのその横に、美しい芝生と日差しを優しく遮るクヌギの林、そしてヒマワリ畑…。さあ『市原市文化の森』で、ファミリーバーベキューなんていかがです?

 市原市文化の森は、総面積25.6ヘクタール。現在は約10ヘクタールが広場などとして整備された、オープンして約2年の比較的新しいスポット。駐車場を出てまず目に入るのは、美しい芝の絨毯。天然芝のサッカーも楽しめる『芝生の広場』だ。青い空とのコントラストに思わず声をあげる。公園の維持管理を請け負う、NPO文化の森管理組合の副組合長・小林さん(75)は「暑くても手入れは手を抜かないからね」と笑う。芝の間の雑草は1本ずつ手で引き抜き、雨が少ない時は夕方、スプリンクラーを手で移動させながら水を撒く。大変な作業に頭が下がる。
 歩を進めて『自然と親しむ広場』へ。気温35度近い日だったが、クヌギがさしかける葉陰と、木立の間を吹き抜ける風は、嘘のように気持ちがいい。手入れの良い森ならではだ。そして実はこの広場のみ、個人単位なら申込み不要・場所代無料でキャンプが楽しめる(宿泊時は生涯学習課 TEL/23・9856へ事前連絡)のだ。カブトムシやクワガタもいる森で、森林浴もできるバーベキューの味はまた格別。もちろんゴミは持ち帰る・直火をしない・木炭使用時は残灰まで持ち帰る等マナーを守って。
 ちなみに文化の森は遺跡包蔵地でもある。土器や貝塚が地下深くにあるそうで、古代人もここで同じく火を囲んだのかとしばし思いにふける。
 そして今年、この森に新しく登場するのが『ヒマワリ迷路』。管理組合の皆さんが蒔いた、約4万本のヒマワリがイベント広場の奥にできる。「6月の種まきにうまく雨が降ったから、いい具合に芽が出たよ。あとは迷路の道をどう作ろうか我々も楽しみ」と組合の皆さんは話す。花の見頃はお盆頃になりそうとのこと。
 森で汗びっしょりに遊んだら車で2分。『市原市憩の家(水曜定休 TEL/36・2619)』へ。クリーンセンターの余熱を利用したお風呂は、石けん等も用意され、タオル持参で気軽に利用できる。
 『イベント広場』では、各種イベントや野外発表会も開かれる『市原市文化の森』。この夏、近場の森で、楽しい思い出作りをどうぞ。  (野上)

地図

市内小中学生手作りの樹木解説板

文化の森管理組合の皆さん

憩の家は入館料大人300円、小人150円、6才未満・65才以上無料。
利用時間は10時半〜20時半まで(入館は20時までに)

  



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