NO.62

風に吹かれて出かけてみれば…

養老川

「ポカポカ春の水辺ウォーキング」
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桜も散り、木々が芽吹くポカポカ春がやって来ました。
さわやかなそよ風に誘われて、養老川沿いを散歩しませんか。
●命の水
 麻綿原高原を源流とする養老川は、いくつかの支流を合わせながら東京湾に注ぐ約75kmのほとんどを市原市に流れます。上流の養老渓谷は渓谷美を誇る観光地として、中流の高滝ダムは治水や市民の水瓶として、多目的に利用されています。その流路延長は小櫃川、小糸川に次いで県内3番目。市原の文化を生み出し、命を育んできた川です。

●養老川
 自然歩道
 川沿いには、養老川自然歩道(房総ふれあいの道)が整備されています。養老渓谷付近には『麻綿原高原のみち』『渓谷と滝のみち』『見晴らしのみち』『森と梢のみち』高滝ダム付近には『湖水と山里のみち』『山辺のふるさとのみち』などのコースがあります。
 今回は流域が市街化する牛久から河口までの下流域を紹介します。牛久駅から海士有木駅までの15kmは『風を感じる田園のみち』、海士有木駅から河口近くの新養老橋までの15kmは『歴史にふれるみち』。川のすぐ側まで民家が建っている所では、遊歩道が生活道となり、川岸からは開かれた丘陵にいくつもの新興住宅地が望めました。

●橋とポケットパークがおもしろい
 大雨による水害で、養老川は、昭和、平成と改修工事が行われてきました。それに伴い下流域のほとんどの橋が架け替えられ、小折橋から西広橋のように名前まで変わった橋もあります。護岸も整備され、自然川の面影が消えたのは残念ですが、まだまだ自然は残っています。川鵜も見かけました。たくさんの花や植物にも出会えました。
 牛久から河口まで、養老川に架かる橋は20。どの橋も個性的です。牛久小の児童が描いた陶板がはめ込まれた楓橋。安須橋には、市の木、イチョウのモニュメント。近くにヤブツバキの群生地があることからデザインされた浅井橋。流域に梨畑が広がる高速道路の側道に架かる廿五里(ついへいじ)橋は梨がデザインされています。京葉高校近くの霞橋や交通量の多い新養老橋には、橋の中央部にバルコニーが作られています。
 自然歩道の途中には、いくつかの休憩場所も。大坪の水辺公園には広い芝生広場もあります。開けた視界に思わず深呼吸をしてしまう人も多いことでしょう。釣りを楽しむ人、ジョギングする人、たくさんの人に出会いました。道は川沿い、道標もあります。迷うことはありません。橋から橋へ、お気に入りのコースを歩いてみましょう。   (国)

 2 写真1
西広の堰堤に沈む夕日。3〜8月の農繁期には農業用水確保のため、せき止められる。一部は工業用水として山倉ダムへも送られる。堰堤は廿五里橋上流にもある。向こうに見えるのは西広橋。
写真2
大坪水辺公園。向こうに見えるのは上水道のパイプも通る大坪橋。
     
 



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