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こでまりの夢
- 2014/11/7
- シティライフ掲載記事, 市原版
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「恥ずかしがり屋は治る?」
中嶋悦子
年長児のAちゃんはかなりの恥ずかしがり屋。ママは小学校入学を前にだんだん心配になってきました。先生から挨拶されても黙ったまま。話しかけられると固まってしまう。そのくせ家では、うるさいくらいおしゃべり。
なんだか、うちの娘の幼稚園時代のようです。娘も友達の中に入れず、皆が遊んでいる様子を眺めているような子でした。
恥ずかしがり屋の子どもというのは、自信がない子が多いようです。好きなものや打ち込めるものがあると改善されていきます。娘の場合は、ピアノと水泳が好きで、将来の夢は幼稚園の先生になることでした。
人は、自分が自信を持っている分野だと堂々と振舞えたり、おしゃべりになったりするものです。「私はこれ!」という自分の世界がつくれると、エネルギーが湧き出て自信が出てくるようです。ですから、幼児のうちはのびのびと好きなことができる時間をつくるようにしてあげましょう。恥ずかしがり屋の子は、人数が増えるほど緊張する傾向があります。まずは親と、そして、一人、二人と遊べる子を増やしていくといいですね。恥ずかしくてもいいから、人とのふれあいを増やし、少しずつ集団に慣れさせてあげましょう。
恥ずかしがり屋だった娘ですが、今では幼いころからの夢だった幼稚園の先生になって頑張っています。恥ずかしがり屋の子でも、自信をつけさせてあげれば大丈夫。将来はきっと、自分らしさを見つけて人生を楽しむことができるようになりますから、気長に待ちましょう。
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