ギャラリー『プロジェクト長南』が熱い
- 2014/4/11
- 外房版

昭和54年ごろまで使用していた金庫、昔の呼び出し電話を設置していたという小部屋のある窓口など。旧郵便局の佇まいを残したギャラリー『プロジェクト長南』(セブンイレブン上総長南店裏)がオープンした。『なーんも無い…!!はずないだろう長南町』と冠して、長南町役場と協力し活動する有志の集まり『協働交流サロン』が作りあげた拠点兼レンタルスペース。外壁や看板の塗装、稼働式の展示用壁面、洋式トイレも手作り。照明はアメリカから輸入した自然色のLEDライトという本格派。2月には陶芸家や画家による『長南町のアーティスト展』を開き、組木細工やポーセラーツのワークショップも行った。
すでに平成24年から公民館で染物織物展や絵本展を開いたり、長南フェスティバルで地元の有機米やレンコンを紹介したりと10回以上のイベントを企画してきた。ボランティア17名は移住して町にほれ込んだ元大学教授や写真家、地元出身の教師など年齢も20代から60代までとさまざま。特技を持つ個性派揃いで、都会からのアクセスの良さ、自然の豊かさなど町の魅力を語り始めると止まらない。「国内外を旅行して故郷の良さを再発見した」という若者や結婚によって「500年以上祖先代々住んできた人たち」と家族となった女性もいる。代表の池田さんや移住10年の長谷川さんは「町の歴史、文化、食、自然などを掘り起こして町内外にアピールしたい」と話す。人口9千人足らずの町に旋風を起こす勢いだ。
問合せ 協働交流サロン
chonan.kyoudou@gmail.com
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