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基本は楽しむこと!歌のサプリメントで若返り効果!?
- 2015/2/20
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茂原市にある東部台文化会館主催で、1月29日(木)、『ゴスペル・コーラス入門講座(全3回)』の最終回が開催された。講師はボイストレーナーの市原香代子さん。受講者31名は事前に配られた音源が録音されたCDを自宅で聴き、簡単に覚えてから練習に入った。「以前開催したゴスペル入門に参加していただいた方がまた来てくれたりしています。みなさん毎回きちんと覚えてきてくれることには驚きます。講座も3回しかありませんでしたが、本当に歌うごとに上達していました」と、市原さんは満足そうに話す。ゴスペルとは、アメリカ発祥の音楽ジャンルのひとつ。その音楽性は現在も進化しているが、かつてはアメリカに奴隷となって連行されたアフリカ人らが独自で神に捧げた讃美歌とされている。「自信がないから止めようと思ったけど、本当に楽しかったです」と話す受講者。曲は映画『天使にラブソングを』でも使用された『オー・ハッピーデイ』と、多くの歌手がカバーしている『ユー・レイズ・ミー・アップ』の2曲。講座は市原さんの弾くピアノの音に合わせてスタート、まずはウォーミングアップから。 「音は下から上げて行こうとしてもうまくいきません。高い音を出す時は、軽く上に乗せるように」と随所で丁寧な説明が入る。明るい声で笑う市原さんのキャラクターもあり、気持ちがほぐれたのか徐々に受講者の歌声が大きくなっていく。黒板に書かれた歌詞、列ではなくパートごとに集まって座るなど分かりやすさを重視。「こじんまりやっていてもつまらないので、間違えても楽しく歌いましょう。音は難しくありません。顔をあげて!」と市原さんが促すと、教室内の空気もヒートアップ。慣れないうちは飛んだり跳ねたりすると息が続かなくなるというが、受講者たちは思い思いに手拍子と足踏みを交えながら歌っていた。
歌の魅力を市原さんは、「笑顔で歌うことは、慣れていないとなかなかできないんです。話す仕事をしている方は頬の筋肉をよく使うので、若々しいですよね。歌も同じです。身体の中の免疫細胞が活性化されます。歌は食べ物ではないサプリメントと言う医師もいるんです」と話す。「年をとったからか高い声が出ないんです」という受講者もいた。高い声を出すには、いかに喉の筋力が鍛えられているかが大切。歌声を高いところから低いところに行ったり来たりさせて歌うピッチコントロールという手法が練習にオススメなんだとか。鍛えることで音域が広がり、歌も上達する。受講者たちは3月1日(日)、東部台文化会館で行われる『東部台文化会館まつり』にて舞台発表会を行う予定。開演は9時半からで、入場は無料。
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