- Home
- シティライフ掲載記事, 外房版
- 防犯特集 新型コロナウイルスに便乗した犯罪に注意を!
防犯特集 新型コロナウイルスに便乗した犯罪に注意を!
- 2020/5/21
- シティライフ掲載記事, 外房版
- 防犯・防災特集

新型コロナウイルスの感染拡大に便乗して、大手通販サイトを装ったサイバー犯罪や、買った覚えのないマスクが届く悪質商法など、様々な事件が発生しています。
◆窃盗事件
臨時休業中や営業時間の短縮等を行なっている店舗を狙った窃盗事件です。防犯対策などを講じましょう。
・空き巣/留守中に住宅へ侵入、金品を盗む
・忍込み/夜間家人などの就寝時に住宅の屋内に侵入、金品を盗む
・出店荒し/閉店中の店舗に侵入、金品を盗む
・事務所荒し/会社等の事務所に侵入、金品を盗む
また、マスクを狙った窃盗事件の発生が懸念されています。一戸建て住宅の玄関やポスト付近、マンション・アパートの集合ポスト付近やエントランス、配達中の郵便局の車両などをのぞき込んだりしている不審者を目撃した場合は、110番通報をお願いします。
◆関連した不審な電話
県内でも新型コロナウイルスに関連した不審な電話が相次いで確認されています。例えば、
・市役所職員を名乗り「コロナのことで調べている」
・親族などを名乗り「コロナの件で銀行の封鎖が始まるから、お金をおろして家に置いておいたほうがよい」
・病院関係者を名乗り「息子さんがコロナでうちに入院したので連絡した」
・助成金補助サポートセンターを名乗り「コロナの関係で新しい制度ができた」
などです。オレオレ詐欺や還付金詐欺などの『電話de詐欺』の被害に遭うおそれもあるので、犯人からの電話に出ないよう、自宅の電話機を留守番電話に設定するなどの対策をしましょう。もし、不審な電話を受けた場合は、警察に通報して下さい。
◆児童の防犯
子どもだけで留守番をしている家を狙い、嘘をついて室内に入り込む犯罪や、友達の名前を聞き出そうとする不審な電話が懸念されます。次のような対策が大切です。
・子どもに留守番をしてもらうときは、大人が不在だということを伝えないようにする。
・知らない人に電話番号を伝えない。
・留守番電話設定をする。
◆マスク販売に絡むサイバー犯罪
大手通販ショップを装い「全国でマスクが品薄状態になっております。お客様へ特別価格でご提供します」などと記載されたメールを送り付け、偽のマスク販売サイトに誘導し、クレジットカード情報等を盗み取るサイバー犯罪が発生しています。被害に遭わないためには、次のようなことに注意してください。
・SMSやメール内のリンク(URL等)に安易にアクセス(クリック)しない。
・ 公的機関や公式サイトから情報を得る。
・よく利用するサイトはブラウザのお気に入り(ブックマーク)からアクセスする。
不審なメールやサイトを認めた場合は、最寄りの警察署に相談、または通報してください。
◆便乗した悪質商法
様々な悪質商法があります。勧誘の電話や訪問で少しでもおかしいと感じたら、最寄りの警察署にご相談ください。
・高額なマスクや消毒液等を売りつける訪問販売
・ 新薬ワクチンの開発への企業への投資を勧誘する利殖勧誘
・新型コロナウイルスに効果があるとうたった未承認の医薬品販売
・突然一方的にマスクなどの商品を送りつけ、その代金の支払いを請求する送り付け商法
特に、政府が布製マスクの配布を決定して以降、「身に覚えのないマスクが届いた」などの相談が増えています。身に覚えのない商品が届いても、慌てて事業者(送り主)に連絡したり、お金を払ったりせず、落ち着いて最寄りの警察署にご相談ください。
・千葉県警察本部
TEL.043・201・0110
https://www.police.pref.chiba.jp/
(資料提供:千葉県警察ホームページ)