アツアツピザとほくほく焼き芋 どっちも食べる?

 中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックスの会場である月出工舎(旧月出小学校)では、毎週土日祝に『かまどの焼き芋販売&石窯ピザ焼き体験』が開催されている。「おいしさのポイントは、かまどで1時間ほどかけてじっくりと焼いていること。生だとでんぷん質であるサツマイモは時間をかけるほどでんぷんが糖に変化する」と話すのは、チョウハシトオルさん。神奈川県の大磯で知る人ぞ知る焼き芋屋さんだ。チョウハシさんの焼き芋は、スイートポテトのように甘くてしっとりと柔らかい。一度食べればやみつきになること必至だ。
 同時に行われているピザ体験にも、人が入れ替わり訪れる。出来上がっている生地を手でこねてから伸ばす作業に入るのだが、弾力が強いために麺棒で延ばすことも意外と難しい。体験者は、「クッキー生地みたいのを想像していたが全然違うね」、「みんな家でまだかなって待っているよ」など様々な声が飛ぶ。ピザ焼き体験に尽力する鈴木利二さんの、「フォークで中心に穴をあけて。周りが膨らんで、中心は薄くなるように刺す。あとはソースを塗って、チーズとトマトをのせて」という指示に順番に作業の手が進む。あとは石窯に生地を入れてから、2分ほどで完成。アツアツのピザを頬張る参加者からも「たまらなく美味しい」の声続出。「焼けていく瞬間を見られるのが嬉しい」のだとか。
 チョウハシさんは、「かまども石窯も、屋根であるドームもすべてが手作り。ふだん感じることのない光や風、熱と触れ合ってほしい」と語った。(松丸)

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