こでまりの夢

~兄弟の関係~

 私は3人兄弟の一番上。子どもの頃は、すぐ下の弟とよく兄弟げんかをしました。お姉ちゃんというだけでよく親から叱られました。自分が親になったら、年の差は考えないで育てるようにしようと思ったものです。
 子どもにとって、兄弟はライバル。親の愛情や注目を、他の兄弟よりも少しでも多く自分に向けさせようとします。例えば、他の兄弟が新しい玩具などを買ってもらったりすると、買ってもらえなかった子は不機嫌になり当たり散らしたり、ひがんだりします。兄弟げんかも起こるでしょう。親にとっては、よるとさわるとけんかばかりしているように思えて、うるさくてしかたないと思ったりしますね。そんな時、小さい下の子をかばってしまうこともあるかと思いますが、上の子のやることや親から叱られている姿などを見ているので、要領よくできる子が多いですね。
 それに比べて、上の子は不器用に思えます。上の子は初めての子育てで、親も子もお互いに緊張があるからでしょう。同じように接していても、子どもから見たら愛情の受け取り方が違うのかもしれません。上の子だからと甘えを我慢させたり、又は、兄弟の中の一人だけ偏愛すると、偏愛された子も、他の子も性格が歪む可能性があるといわれています。
 けんかをしてもすぐに仲良く遊ぶのも兄弟。この関係は友達関係とも違う貴重な体験です。けんかをしながら大きくなっていくのですから、長い目で温かく見守っていきましょう。

中嶋 悦子(なかしま えつこ)
1965年生まれ。宮崎県出身。二男二女の母。大網白里市在住。エンカレッジ・ステーション(株)代表取締役社長。NPO法人民間児童館おおきなかぶ理事長。ありんこ親子保育園園長。保育士。エッセイスト。
連絡先 TEL.0475-53-3509

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