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タグ:ふるさとビジター館
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ふるさとビジター館 ~いちはら自然探訪 ジョウビタキ(メス)~
毎年この時期「ヒッ、ヒッ、ヒッ」の澄んだ良く通る声を聞くことがある。もうすぐ冬がやって来ると感じさせてくれる冬鳥のジョウビタキの声だ。スズメとほぼ同じ大きさの小鳥で、多くはシベリア方面から海を渡って来る。一般的には、銀… -
ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 ~ニシキギとコマユミ~
モミジの紅葉が関東で一番遅いといわれる房総でも、早くから紅葉する樹々がある。里山の散策路にみられるニシキギ(錦木)もその一つ。ニシキギ科ニシキギ属の落葉低木で高さ1~3メートル。葉は対生、長さ2~7センチの長楕円形。花… -
ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 ~ホコリダケ~
子供の頃、さわって遊んだ人も多いのではないでしょうか?里山や森の地面に2~3個並んでいるのを見かけるホコリタケというキノコ。ホコリタケという名前より、狐の茶袋(きつねのちゃぶくろ)という方が有名かも。まさにこの袋の中に… -
ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 ~玉虫(タマムシ)~
夏の暑い盛り、雑木林上空をキラキラと光を反射させて飛ぶ昆虫がいる。体長約4センチのタマムシだ。緑色の金属光沢の羽に赤紫の縦筋が対で入り七色に光り輝く。 美しい輝きの秘密は、「構造色」という仕組みにある。最外側の固い… -
ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 ~マルミアリタケ~
皆さんはアリにキノコが生えるのをご存じですか? この写真はムネアカオオアリに寄生しているマルミアリタケです。森の中の朽木からミニチュアのミカンのような頭部だけを出しているのをたまに見かけます。 新女王アリは5月~6… -
ふるさとビジター館 いちはら自然探訪
ツルナは、海辺の砂地に生える海浜植物。花は黄色、葉は肉厚で三角からひし形のような形です。表面は細かい粒状突起に被われているので、ざらつき白く光って見えます。茎がつるのように地面に広がる事からその名前が付けられたと言われ… -
ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 内田小でのサシバ保護
市原市立内田小学校が2021年(令和3年)3月に閉校した。明治の開校以来、148年に及ぶ歴史に幕が下りたのだ。個人的には非常に感慨深い。同小学校とは、毎冬のPTA主催のバードウォッチングや環境教育などで、1996年(平… -
ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 ケショウシメジ
4月は春の花が美しいですね!私は特にスミレの仲間が大好きです。千葉県では珍しいマキノスミレが咲く山があります。毎年見に行っていると、このスミレと友達になったような気さえします。ある年、途中の山道に立派なきのこが出ていま… -
ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 ツバキキンカクチャワンタケ
3月の山を歩いていると赤いヤブツバキの花が目立ちます。虫のいない時期ですが、野鳥たちが蜜を目当てに次々と訪れています。椿の花は花びらと雄しべを合着させて、脇から盗蜜できない仕組みになっています。そのため花は丸ごと落ちて… -
ふるさとビジター館 いちはら自然探訪 ムラサキケマン
里山では紅紫色の花が咲き始める頃である。高さ20~50センチのケシ科キケマン属でムラサキケマン(紫華鬘)。「華鬘」とは仏前にいつも花が飾ってあるよう、花を模した仏具のこと。 ムラサキケマンの花は、長さ2センチ弱で淡…