CITYLIFE 地域情報紙シティライフ 見学者を知識と笑顔でお出迎え~チバニアンガイド7期生募集中~【市原市】 2025.03.13 【写真】チバニアンガイドの皆さん 市原市田淵の地磁気逆転層を含む地層は、2020年1月にGSSP(地質年代の境目を世界で一番よく観察できる地層の断面)に認定され、77万4千年前から12万9千年前までの時代が『チバニアン』と命名された。現地には年間を通して多くの見学客が訪れ、教科書にチバニアンが取り上げられたことから、小中高校生の校外学習や修学旅行先としても人気が高まっている。その見学者をサポートするのがチバニアンガイドだ。現在約50名がボランティアで活動している。 『NPO法人田淵チバニアンズ』では、令和7年度チバニアンガイド7期生を募集している。ガイドの養成講座は、古地磁気学や生痕化石学など13講座。どれも第一線の研究者によるもので、座学に加え、フィールドワークやバス研修と充実している。『チバニアンガイド部』部長の石井あゆみさんは、「見かけはただの『泥の崖』ですが、それがガイドの説明一つで、はるか昔の地球の活動を皆さんにお伝えする『サイエンスへの窓口』となります。令和9年度の新ガイダンス施設開設を目指し、工事も始まっています。ぜひ7期生として一緒に活動しませんか?お待ちしています」と呼び掛けている。 GSSPの証『ゴールデンスパイク』 ●応募条件 (1)チバニアンガイドとしてその魅力を発信したい方 (2)年齢75歳以下で、チバニアンの露頭まで見学者を案内する体力のある方 (3)パソコンやスマートホン等メールのやり取りができる方 (4)市原市田淵までの交通手段のある方 ・募集人数:10名(定員に達した時点で締切) ・申込み、問合せは電話かHPより。 問合せ:チバニアンビジターセンター(木曜休館) Tel.0436・96・2755(FAXも同) ・HPはNPO法人田淵チバニアンズ HP:https://www.tabuchi-chibanians.com/ 養老川にある生痕化石のフィールドワーク