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ほろっと崩れる食感 本格和菓子
- 2016/3/18
- シティライフ掲載記事, 市原版

2月27日、優しい食感の小豆時雨と香り高い柚子まんじゅうを作る『季節の和菓子(冬)』が加茂公民館主催で開かれた。講師はJA女性部白鳥支部の大曽根実ゑ子さんとアシスタント4名。「調理工程をそれぞれ体験し、家でも作ってほしい」という同館の配慮で、参加者19名は一人2種類を12個ずつ作った。
「丁寧に作れば和菓子店のようになる」と講師が話す、小豆時雨の作り方は以下の通り。皮は電子レンジに4分かけ、水分を飛ばしたこしあん280gと固ゆでの卵黄1個を2回裏ごし。上新粉小さじ1とベーキングパウダー小さじ10分の1をふるい、皮の材料に混ぜる。茶こしで濾した生の卵黄小さじ2程度加えて耳たぶぐらいの固さにする。12等分し、中身用のこしあん180gを15gずつ包む。最後に栗の甘露煮と大納言甘納豆をのせて5分蒸す。出来上がると参加者は蒸気の上った蒸し器を覗き込んで、程良い口当たりのための「ひびが入った」と歓声をあげた。
柚子まんじゅうは、皮にする薄力粉に柚子皮のすりおろしを入れる。「こねすぎないのがコツ」。薄い皮であんを包むのだが、うまくいかず中身を減らす女性も。料理教室の常連だという男性は「和菓子店に就職できるかも」と女性たちに包み方のお手本を見せていた。たとえ、あんがはみ出しても蒸せば美味しそうになる。試食時間には貴重な在来品種である『加茂菜の漬物』も提供され、参加者はお互いの出来栄えを見せあいながら、「楽しかった」、「次回も参加したい」とおしゃべりに興じた。
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