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六弦が奏でるやさしい音色~ギターアンサンブル グラッド~【茂原市】

 ギターアンサンブル『グラッド』は、茂原市本納のほのおか館音楽室にて、毎月第2・4木曜に練習を行っている。大網白里市季美の森でクラッシックギター教室を主宰する松田淑さんが、7年前に設立した。「一緒に演奏する仲間が欲しくて始めました。ギターはひとりでも弾けますが、相手の事を考えながら音を合わせる楽しさを体感できるのがアンサンブルです。ギターを触るのが初めてというメンバーもいる中スタートして、ようやく形になってきました」。練習では、調弦、基礎練習に続き、パートに分かれた合奏練習へと進む。「ずれたの誰?」「私です」などと、松田さんとメンバーの気のおけない会話も軽妙だ。曲目は、『月の沙漠』『モルダウ』『北の国から』など耳に馴染みのあるものばかり。「コーラスと違っていきなり歌えるということはないので、ある程度弾けないと合わせられません。月2回の練習に合わせられるように、毎日の自主練習が大切です」と、松田さんは説明する。
 グラッドの現在のメンバーは8名。メンバー代表の浅利本美さんは、「練習が足りないとみんなに迷惑を掛けてしまうので、いつも緊張しています。でも、だからこそ、やりがいがあって楽しい」と話す。鈴木公子さんは入って3年目。「学生時代から50年ぶりにギターを手にしました。お仲間ができて、女学生に戻ったみたい」。岩瀬圭子さんもギター経験者。「ギターを弾きたくてしょうがなくて参加しました。先生は、リズム感など基礎をしっかり教えてくださる」。高貫佐智子さんは全くの初心者だった。「先生が親切に丁寧に教えてくださいました。メンバーもいい方ばかり」。井上圭子さんは、「スポーツをしていましたが、音楽も始めて生活が充実しています。先生は厳しくユーモアもあって、練習は楽しいの一言です」。

 

 5/31(土)には、茂原市東部台文化会館にて第3回のコンサートを開催する。同じく市内で活動するギターアンサンブル『ムジカ』との共催だ。メンバーは、「しっかりと練習して、コンサート当日は思いきり楽しみたい」と、口を揃える。松田さんはさらにその先の目標について、「ギターコンクールのアンサンブル部門に出場すること。何年かかっても」との思いを語る。グラッドでは、メンバーを募集中。練習時間は、午前9時~12時。会費は1カ月2500円。見学あり。詳しくは問合せを。

問合せ:グラッド・松田さん
Tel.090・9388・4936

●ムジカ&グラッド ギターアンサンブル演奏会
日時:5/31(土)13時半~
場所:茂原市東部台文化会館 入場無料