CITYLIFE 地域情報紙シティライフ こでまりの夢~子どもに教えたい大切なこと~ 2025.07.03 今は、学校や保育園等でも『主体性』が重視されている時代ですが、しかしながら人間は昔から、人として生きるために大切なことを大人に教えてもらいながら育ってきています。人として生きることを親や周りから教わらなかったら、いったいどうなっていたことでしょう。 私が今の子どもたちに教えたいことは、実はそれほど難しいことではありません。大人になっても素直に受け取る心さえあれば、人は自分を助けてくれるでしょう。そのために必要なことを教えておけばいいと思うのです。 ○ あいさつをすること(おはようございます。こんにちは。さようなら。等) ○ お礼を言うこと(ありがとうございます。お世話になりました。等) ○ 自分で考えて行動すること(どうすればいいか、何がしたいかを考える。等) ○ 家事を教えること(お手伝いやお当番をして、責任を持たせる。等) 子どもの心を育てることは、子ども自身の助けにもなります。いくら成績が良くても、地位や名誉があっても、人となりができていなかったら、人徳は得られません。人の心を育てることが難しい時代ではありますが、少しでもこのことを頭に入れて、我が子を育てていただけたら幸いです。 ◇中嶋 悦子(なかしま えつこ) 1965年生。宮崎県出身。二男二女の母。大網白里市在住。エンカレッジ・ステーション(株)代表取締役社長。NPO法人民間児童館おおきなかぶ理事長。社会福祉法人ありんこ会理事長。ありんこ親子保育園園長。保育士。エッセイスト。 Tel.0475・53・3509