【写真】首都フナフティがあるフォンガファレ島
11月9日(日)、千葉市生涯学習センターで開催されたのは千葉県ユニセフ協会による国際理解講座『下村靖樹氏講演会 ―紛争ジャーナリストが見た『沈みゆくツバル』の今―』。ツバルは9つの島々からなるオセアニアにある国のこと。かつてはエリス諸島と呼ばれていた、イギリスの連盟加盟国の一つである。近い将来、国土が海面に沈むと言われ、知っている人も多いのではないだろうか。フリージャーナリストの下村さんは、これまでアフリカの紛争地帯を取材することが多かった。しかし、2024年9月から今年10月にかけて、国際機関太平洋諸島センター「Pacific Discovery Project 」のプロジェクトマネージャーとして太平洋諸国を回り、広報を務めた。今回は、その諸国の一つである『ツバルの現状』について報告と共に、危機を訴えた。