CITYLIFE 地域情報紙シティライフ 地球の歴史の案内人・チバニアンガイド8期生募集中【市原市】 2026.02.26 【写真】地層前で化石を探すマレーシアの高校生 市原市田淵、養老川沿いの地磁気逆転層を含む地層は、2020年1月にGSSP(地質年代の境目を世界で一番よく観察できる地層の断面)に認定され、77万4千年前から12万9千年前までの時代が『チバニアン』と命名された。現地を訪れる見学客をサポートするのはチバニアンガイド。見学者の安全に気を配り、地磁気逆転や地層の成り立ちなどについて詳しく解説を行う。『NPO法人田淵チバニアンズ』が運営し、現在約60名がボランティアで活動している。隈研吾氏設計の新ガイダンス施設は、令和9年度にオープンの予定だ。その建設に伴う工事の為、チバニアンの地層周辺も7年7月から8年6月末まで立入禁止となっている。同期間も見学の拠点となるチバニアンビジターセンターは通常通り開館。地層近くまでのガイドツアーを行い、ガイドたちのガイドスキル維持にも努めている。 令和7年度の『チバニアンガイド部』は、これまでの活動と併せ、新しい挑戦を重ねた年となった。5月と6月には、文部科学省の海外研修生招聘プログラムで来日したベトナムとマレーシアの高校生が地層を見学。語学堪能なガイドでチームを編成し、英語でガイドを行った。7月以降は長期の立入禁止期間を機に田淵を飛び出し、市原市内のコミュニティセンターなどで出前授業やワークショップを行い、チバニアンの情報発信に力を尽くした。『チバニアンガイド部』部長の石井あゆみさんは、「積極的に参加したイベントでも、『チバニアンは知っているよ』とおっしゃる市民の方が増えているのを感じます。新施設完成に際しては海外からの見学者が増えることも予想され、海外の方向けに英語でのご案内も視野に入れています」と説明する。 茨城バス研修(ガイド1~7期生) 田淵チバニアンズは、令和8年度チバニアンガイド8期生を募集している。ガイドの養成講座は、第一線の研究者による古地磁気学や生痕化石学などや、地元の歴史民俗、地理地形、救命講習と多岐にわたる。座学に加え、フィールドワークやバス研修と実地体験も充実している。「8期生は、新施設オープンの令和9年度がガイドデビューに!ご一緒にチバニアンを世界に発信しませんか?」と呼び掛けている。 ●応募条件 1、チバニアンガイドとしてその魅力を発信したい方 2、年齢75歳以下で、チバニアンの露頭まで見学者を案内する体力のある方 3、パソコンやスマートホン等メールのやり取りができる方 4、市原市田淵までの交通手段のある方 ・募集人数:10名(定員に達した時点で締切) 申込み、問合せは電話かHPより。 問合せ:チバニアンビジターセンター(木曜休館) Tel.0436・96・2755(FAX同じ) NPO法人 田淵チバニアンズHP https://www.tabuchi-chibanians.com/