これって、写真じゃないの!?
- 2013/11/8
- 市原版
11月14日から17日まで五井東にあるギャラリー風の舎で『小板橋光子油彩画展』が開催される。小板橋さんは市原市在住の67歳、五井小学校在学時から当時の教師の薦めで展覧会にも出品していた。
「絵を描くということが好きだった。中でも、特に花の絵が好き。季節によって異なる花を一気に描き、時間が経ってから手を入れる。絵を描くという行為に終わりはなく、追求する心が今の私の癒しであって生き甲斐なのです」と小板橋さん。今回は2010年度以来3年ぶり2度目の個展で、出品作は花、人物、風景など約30点。
想像で描いたという緑の森に流れる川の風景は、荘厳でかつ力強い。そして写真のようなリアルさが浮かび上がる。かと思えば、オシャレなカウチに寝そべるネコはとてもロマンチックな一品だ。「描きたい物を自由に描く。一時は描く気にならなかったこともあるが人生の苦楽を含め、意識はしていないがその波が反映されているのかもしれない」と小板橋さんは続ける。
故、新妻元春さんに約20年師事し、1980年市原市展にて市長賞受賞を皮切りに、示現展にて数度の入選を得ている。「描き方を迷うこともあるし、色んな他者の作品に触れて勉強をすることも大事だと思う。でも、加えて自分らしさの色を出すことが一番大切かな」と作品を手に微笑む小板橋さん。鮮やかなキャンパスを吸い込まれるように見つめると、まるで森に立っているような感覚に襲われる。地元市原の小道も描く小板橋さんのギャラリーで芸術のひとときを楽しんでみてはいかが。
問合せ 小板橋さん
TEL 0436・41・5904
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