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ユニバーサルホッケーで日頃の運動不足を解消へ!?
- 2018/3/30
- シティライフ掲載記事, 外房版

茂原市市民体育館で活動している『茂原UJC(ユニバーサルホッケージュニアクラブ)』。ユニバーサルホッケーとはスウェーデン発祥の『インネバンディ』をもとにして、ルールや用具が日本で開発された独自のスポーツ。バスケットボールコート程度を基準とし、1チーム6名のメンバーがお互いにコート内でスティックを持ち、手で掴める大きさの軽いボールをパス・ドリブル・ゴールするという簡単なルールで行われる。
「スティックはプラスティックで1mほど。試合時間は10分。意外と運動量はありますが、老若男女楽しめるスポーツです」と話すのは、同クラブ代表の岡田貞則さん。ユニホッケーを始めて15年ほどだが、きっかけは自身の子どもがクラブに通っていたことだった。「他の方もそうですが、子どもがやっているのを見て自分も始めた方はとても多いです。大人の方が夢中になってしまう。でも、今は子ども達の数が激減している」ことが、悩みだという。同クラブのメンバーは13名。1992年の設立以降、全国大会で準優勝した時代もあった。
今も年6回の大会参加を目指しているが、人員確保に苦労することさえある。だが、課題はあるが、メンバーの顔は明るい。1月28日に同体育館で開催された新春大会にメンバーたちは、一般・シニアの部で出場した。青と黄色のユニホームを着て、声を掛け合いゴールを狙う。何度もコートを往復し、相手チームからボールを奪うことを諦めない。スティックは膝より上に振り上げない。相手選手に身体接触しない。ボールを蹴らない。ゴールエリアに身体の一部を入れない。など、いくつかのルールを基に駆け抜ける。コートを高く飛ぶボールに視線が集まる。息を切らせぬ10分間が続いた。
「相手のプレーを予測できないため、主導権を握られてしまう。練習ではできても試合になると緊張してしまう。体力的な問題はないので、いかに視野を広く持ち、心に余裕をもてるかですね」と語るのは、監督の風戸宏孝さん。一般の部メンバー小野田拓朗さんも、「イメージしていることを実際にやるのが難しいです。でも、小学生の時から一緒にやっている仲間もいるので、家族のようにメンバーを信頼しています。これから小さい子が入ってきてくれたら、優しく指導してあげたいですね」と続けた。
スティックの面をボールに並行に当てるだけでまっすぐに飛ぶ。ゴールした瞬間は、どんなにか気持ち良いだろう。「腕力や足の速さは関係ありません。過去にスポーツを経験されていなくても大いに楽しめますよ」と岡田さんは言う。同クラブは年齢性別を問わず、メンバーを募集している。月会費大人は1300円、小・中・高校生1000円。詳細は問合せを。
問合せ 岡田さん
TEL 090・2739・8982