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御宿の海、生き物、歴史を描いた作品展
- 2018/10/26
- シティライフ掲載記事, 外房版

御宿町の月の沙漠記念館で『にしもとおさむ作品展』が開催されている。現在は広島県に在住のイラストレーター、造形作家、デザイナーとして活動する西本修さんだが、4年間ほど御宿町に住んだことがあり、町のシンボルキャラクターを募集した際、最優秀賞に選ばれたのが西本さんの作品。 御宿町の特産物であるイセエビをイメージした『エビアミーゴ君』だった。エビミーゴ君は小学生で、両親と妹と御宿町に住んでいる設定。着ぐるみも作られ、数々のイベントにも参加している。
今回の作品展ではエビアミーゴ君の家族や仲間たちのイラスト、木工作品、藍染など300点余りを展示している。中でも特に西本さんの思い入れがあるのは『御宿ヒストリーサーフボード』。サーフボードに江戸時代から現代までの御宿の歴史を描いており、難破したサンフランシスコ号、その乗組員、また彼らを救助する村の人々や当時の城主の本多忠朝。
近年では、メキシコからお礼を言いに来たロペス大統領を町民が神輿に乗せ歓迎している場面。メキシコとの友好を記念したメキシコ記念塔(日・西・墨三国交通発祥記念之碑)。最近のものとしては御宿の海岸に多く集まるサーファーや、毎年行われるライフセービングの大会が描かれている。 今回の作品展のために制作したという、御宿に関したものをモチーフにした藍染は見応えがあり必見。作品展は11月20日まで。
問月の沙漠記念館
夷隅郡御宿町六軒町505・1
TEL 0470・68・6389
開館時間917時(入館は16時30分まで)
一般400円、高校生・大学生・65歳以上300円、小・中学生200円、未就学児無料。水曜休館。