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懐かしのシネマ~高倉健~1

 今年で「懐かしのシネマ」も4年目。読者方々にはあたたかいお手紙・メール・電話等をありがとうございます。これからも楽しめる作品をご紹介していきます。
(文中凡例:監督=D、俳優=A、音楽=M、年は日本公開時。一部引用あり)

 今回と次回は哀愁が漂う、寡黙で律儀な男、高倉健サンの特集です。まずはプロフィール。1931年(S6)、福岡県中間市で生まれる。4人兄弟の次男、1955年(S30)、東映ニューフェイス第2期生として東映入社。1956年(S31)、映画共演が縁で江利チエミと結婚、1971年(S46)に離婚。11年後、江利は脳卒中のため45歳の若さで急死。葬儀には出なかったが、江利の命日には毎年墓参を欠かさなかった。
 健サンは礼儀正しく全ての共演者に挨拶を忘れず、監督やプロデューサーはじめ、若い新人俳優やスタッフにも必ず立ち上がり、丁寧にお辞儀をし敬意をはらう。俳優の故千葉真一は健サンを「一生あこがれの存在で永遠の師匠」と公言。気持ちの通じ合った共演者には「高倉健」という名前を彫った高級ブランドの腕時計をプレゼントした。

●1975年(S50)「新幹線大爆破」東映 D佐藤純弥 A健サン、千葉真一、宇津井健
●1977年(S52)「八甲田山」東宝 D森谷司郎 A健サン、北大路欣也、加山雄三、丹波哲郎 M芥川也寸志 第1回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、第20回ブルーリボン賞主演男優賞、第2回報知映画賞主演男優賞、第23回モントリオール世界映画祭主演男優賞、第51回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞
●1977年(S52)「幸福の黄色いハンカチ」松竹 D山田洋次 A健サン、倍賞千恵子 第1回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞、第20回ブルーリボン賞主演男優賞、第32回毎日映画コンクール男優演技賞、第51回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞
●1978年(S53)「冬の華」東映 D降旗康男 A健サン、北大路欣也、池上季実子、田中邦衛 Mクロード・チアリ
●1980年(S55)「動乱」東映 D森谷司郎 A健サン、吉永小百合、米倉斉加年、桜田淳子 M三枝成章、主題歌・小椋佳「流れるなら」 第4回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞
●1980年(S55)「遥かなる山の呼び声」松竹D山田洋次 A健サン、倍賞千恵子 第4回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞
●1981年(S56)「駅・STATION」東宝 D降旗康男 A健サン、倍賞千恵子 第5回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞
●1982年(S57)東宝「海峡」D森谷司郎 A健サン、吉永小百合、三浦友和、大谷直子 M・主題歌・南こうせつ「友ありて」
(次回に続く)

◇黛葉(まゆずみ・よう)
茂原市在住。1942年生。元映画配給会社宣伝プロデューサー。現役時代は年200本以上を鑑賞、現在、放送された洋邦画の録画DVDは1100枚以上にのぼる。