山武に密着、活性化を目指し コミュニティ・ビジネス交流会実施
- 2013/12/20
- 外房版

山武に密着、活性化を目指し
コミュニティ・ビジネス交流会実施
山武市では、これまでに市の主催講座として『コミュニティ・ビジネス講座』を開催してきた。地域資源を活用し、地域住民自らが取り組み、収入を得ながら住みやすく活気のある町を作る。それこそがコミュニティ・ビジネスである。
講座を受講し、すでに起業している方も多くいるという。11月7日(木)には、受講生の実践の場を訪問し学ぶ『コミュニティ・ビジネス交流会現地視察』が行われた。講師でコミュニティビジネス総合研究所代表の細内信孝さんをはじめ、講座を受講し名古屋コーチンのたまごを提供するビジネスを始めた男性や託児所を開設した方から、これから美野菜カフェ&ファームの店を起業しようと考えている女性まで10人の参加があった。
集合は、市内姫島のファーマーズキッチン『米夢』。ここは、受講生であった山下富士子さんが、平成12年5月に、農家である実家を活用し、山武の母親の味を未来へつなぎたいとオープンした創作家庭料理の店だ。「講座の受講は起業への後押しとなりました」と山下さん。また交流会の中で、都内での野菜の販売を考えている方と農家さん、そして運送業を興した方が手を組み、新たなビジネスが生まれたこともあったとか。
集まった受講生たちは、旬の食材を使った家庭料理を食べながら、細内さんの「外へ向けて情報を発信し、人を山武市へ呼ぶことを考えないといけない」、「行政主導から、ゆくゆくは市民自らが企画し、行政を動かしていくことが大事」という話にうなずき、自分たちの思いを話し合っていた。「講座に出て、交流会に参加するようになって、本当に楽しいし勉強になります」とみなさん。
交流会は月に1回程度開催。市でも、「確実に地域ビジネスにつながってきています。これからもどんどん輪を広げて山武市の町づくりに貢献してほしい」と応援している。
問合せ 市民自治支援課
TEL 0475・80・0151
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