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多肉植物の魅力を広く伝えたい!
- 2014/8/22
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いすみ市在住の押田幸久さん(58)は、多肉植物に魅了され、今年6月、茂原市に専門店『多肉植物ショップ・ワック』をオープンさせた。
128号バイパスからすぐ、住宅地の一角に建つログハウス風の店舗で押田さんにお会いした。隣接するビニールハウスを案内しながら「ここ数年、多肉植物が寄せ植えなどでテレビや雑誌等のメディアで取り上げられるようになり、一部のマニアの方だけでなく、一般の若い女性や主婦の方々にも改めて認知されるようになりました。寄せ植えを作りたいと、講習会や講座に参加する方も増えているようです。そうした皆さんが多肉植物を購入するのは、どこだろう?と考えたところ、ホームセンターが多いようですが、中には成長して植物の茎がのびてしまい形が崩れているものもあると聞きます。ネットで購入する方もいるが、やはり写真と同じようなものが届くとは限らない。直接、自分の目で見て選べればよいけど、県内に専門店は非常に少ない。『生きたオブジェ』とも呼ばれる多肉植物の魅力をもっと多くの方に知ってもらいたい、身近な多肉植物専門店として地域に根付いていきたい、そんな思いでお店を開きました」と話す。
押田さんは子どもの頃にサボテンがブームになった時、幾つかのサボテンを買って育てるうちに惹かれるようになったという。現在、建築関係の写真を撮るプロカメラマンでもあるが、以前、外房エリアの直売所で働いていた時に、多肉植物の業者と知り合い、色々な知識を教わり、多肉植物専門の店を開業したいと決心した。
「多肉植物は管理法によって、同じ品種でも形や大きさ、模様などが異なることもある。光にかざしたり、色艶を見て自分好みの多肉植物を選んでもらえたら。まだオープンして間もないので、そんなにたくさんの商品があるわけではありませんが、今後、可愛いものだけでなくマニアの方にも満足していただけるような豊富な品揃えをしていきたい。リクエストがあれば極力取り寄せたい。コンセプトは、水やりの手間が少なく世話が楽といわれながらも枯れそう、枯らしてしまったとなった場合、是非相談してほしいということ。まだ生きているうちなら再生できます。増やし方も教えますよ」と、多肉植物の世界を広げたい押田さんは熱く語る。
肉厚な葉に水分がため込まれた多肉植物。水やりは月に3回ほど、土が乾いたら、たっぷりと与えればいい。陽当たりが良くない所に置くとしたら、良い所へも交互に置くようにしたり、大きなものなら最初から陽当たりの良い所に置くか、移動がしやすいように台車の上に置いておけばよい。室外でも霜さえ当てなければ大丈夫だとか。また、小さなものなら場所をとらないし、草花を活けた花瓶と違って、水をこぼす心配もないため、仕事の疲れを癒してくれるからとデスクに飾る人も多いそう。寄せ植えはもちろん、ワイヤーラックやリースにもできる。
育てやすく寿命が長い。姿形も様々で種類が豊富。200円前後のものもある手頃な値段。置く場所を選ばない。癒し効果がある。そんな魅力満点の多肉植物。お気に入りを見つけに出かけてみては。
問合せ 多肉植物ショップ・ワック
TEL 0475・22・1688
月曜休、営業10~17時
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