- Home
- シティライフ掲載記事, 外房版
- 片付けで心も身の回りもスッキリと! ちえの和「ほほえみ」
片付けで心も身の回りもスッキリと! ちえの和「ほほえみ」
- 2020/4/16
- シティライフ掲載記事, 外房版
- 外房, 茂原市

ちえの和「ほほえみ」は、毎週木曜日の10時から14時、茂原駅近くのワンデイアカデミーにて生活の中の様々なテーマを話し、学ぶ場を提供している。代表の村瀬千秋さんが知人の菊地元美さんと堰代由紀さんにそれぞれ声をかけ、今年3月から活動を開始した。
村瀬さんは、茂原市緑ケ丘在住。5年程前、実母との同居をきっかけに整理収納コンサルタントの資格を取得した。さらに、整理収納教育士、防災備蓄収納プランナー、発達障害住環境サポーターなど、次々と資格を得たことから、「誰もが自分らしく活き活きと暮らす」ために自ら得た知識で社会の役に立ちたいとの思いが芽生えた。千葉市で法務事務所を営む菊地さんは、以前損害保険のコールセンターに務めていた時、お年寄りから保険とは関係のない相談の電話が寄せられることがあり、世の中に生活の中で困ったことを相談する窓口が少ないことを痛感した。その後行政書士の資格を取り、「争うことを撲滅したい」との思いで、相続を専門に業務を行っている。堰代さんは、小売店勤務の傍ら、SNSを駆使して広報を担当している。
毎週取り上げるテーマは、村瀬さんが専門とする「整理収納」をベースに多岐にわたる。『100歳まで楽しむ「学び」のススメ』『気持ちや思考に効く整理収納』といった具合だ。子ども向けには、『おかたづけキッズパズル』やカルタ、トランプといった教材、家庭で災害に備えるための『防災備蓄収納』の紙芝居もある。村瀬さんは、身の回りにあふれる「モノの整理」と併せて、「気持ちの整理」の重要さを強調する。例えば、『これからの人生をデザインするファインディングノート』のテーマでは、現在の自分の考え方のクセや時間の使い方、これからしたい事、欲しい物などを教材に書いて整理し、10年後・20年後の自分を思い描く作業をして、これからの目標設定をする。
毎月第3木曜日は、菊地さんによる「お金の話」。『人生100年時代の「お金の話」』『相続から考える「お金の話」』といったテーマで、専門家の立場から菊地さんがわかりやすく講義する。「相続と言っても借金の場合もあります。ひとり親家庭の経済のことなども、学校では教えていない、しかし避けては通れない身近な問題としてみなさんと学べたらと思っています」と、村瀬さん。
歩み始めたばかりのちえの和「ほほえみ」。「情報と人の輪を作り、多世代が交流できる寄合所にしていきたい。今後は外部から講師を招いて、さらに専門的な知識を深めたり、イベントでのワークショップや個人相談も行いたい」と、村瀬さんは抱負を語る。取り上げるテーマについてはリクエストも可能で、参加費は各日1家族1000円。興味のある方は問合せを。
問合せ:村瀬さん
TEL.070・4562・7445
https://chienowa-hoho
emi-1.jimdosite.com