CITYLIFE 地域情報紙シティライフ 市原湖畔美術館・部分開館で個展~竹内公太展「のののののまつり」~【市原市】 2026.05.07 【写真】竹内公太《水泥棒》2024 昨年末より改修工事中の市原湖畔美術館は、5月1日から部分開館し、作風の全く異なる2組のアーティストによる劇場型の連続個展『暗闇をくぐってみたら』を開催する。6/28(日)までは第1弾、石碑や遺構を取材してアート作品を手掛ける竹内公太による映像インスタレーション『のののののまつり』だ。 竹内は本展のために4か月にわたり市原に滞在。道端にたたずむ馬頭観音像や子安像、そして戦争に関する石碑に注目し、市内各地70か所以上をひとつひとつ訪ね歩いた。新作インスタレーションは、土地の自然、風土、信仰、歴史の記憶といった、地域に点在する痕跡をたどっている。第1の部屋では、太陽と月の動きが刻む時間、滝、野焼きの炎、隧道など、自然と人為が交錯する世界を写し出す。壁には、三面馬頭観音の像。地下の部屋では、さまざまな姿をした母と子の子安像の写真と、戦争の記憶を伝える石碑の映像を並置。普段は見過ごされがちな石造物を通して、身近な風景に潜む記憶や時間の層に光を当てている。 美術館ミュージアムショップの奥にある秘密の入口、進むとそこは日常とは異なる世界─。あなたも誘われてはいかがだろうか。 ●暗闇をくぐってみたら Part1 竹内公太展「のののののまつり」 ・6/28(日)まで 平日10~17時、(土)と(祝)前日9時半~19時、(日)(祝)9時半~18時 ・市原湖畔美術館(市原市不入75の1) ・休館日:月曜(㈷の場合は翌平日) 入館料:一般800円、大高生・65歳以上600円、中学生以下無料 ・詳細はHP https://lsm-ichihara.jp/exhibition/kotatakeuchi_kurayami/ Tel.0436・98・1525 竹内公太