CITYLIFE 地域情報紙シティライフ 【寄稿】 地域に根差した研究誌『房総古代道研究(九)』を発刊~房総古代道研究会~【市原市】 2026.09.03 市原を中心とした房総の地域史を調査・探求している「房総古代道研究会」は、令和8年8月、会誌『房総古代道研究(九)』を発刊しました。同会誌は、全国に数ある地方史研究の書誌の中にあって、その内容が地域に根差した質の高い歴史情報誌であるとの高い評価を得ています。 今回は研究論文として、地域史にふさわしい論考2編が注目されます。1編は幕末から明治にかけて活躍した地元の「天羽南翁(あまはなんおう)」なる人物の人生論で、氏の学徳を通して地元住民や勤王の志士や各界名士に影響を与えたことを明らかにしました。あと1編は古代から近世にかけて、市原の海川で活躍した各種の船(五大力船、海苔船、押送船など)の実態を詳細に論じた論考です。 房総古代道研究会では六十六部廻国塔の探索調査を実施しています。今回は市原市の追加調査、および近隣自治体として袖ケ浦市の悉皆(しっかい)調査の結果を報告しています。 また同研究会が実施した3回の講演会を文字化して記録しました。古代史に一石を投ずる「朱を切り口とした邪馬台国や大和政権の誕生について」、地域に根差した「国分寺建立以降に建てられた山林寺院や村落寺院の実態について」や「令和七年に追加して国指定になった内裏塚古墳群の様相」など、話題が豊富な内容となっています。 同研究会では会誌を1冊1000円で頒布しています。ご希望の方は電話、またはFAXにてお申込みください。 ・房総古代道研究(九) A4版 カラー 74ページ ・担当:山本 Tel.Fax.0436・23・1098