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デザイン・文字・卓球 浅葉克己を堪能する
- 2015/11/6
- シティライフ掲載記事, 市原版

市原湖畔美術館が年1回企画する巨匠シリーズ、『浅葉克己展』が2016年1月11日まで開催されている。浅葉克己氏は日本を代表するアートディレクター・グラフィックデザイナー。中国雲南省の象形文字トンパ文字などを研究する地球文字探検家でもあり、文字を『情報の美』として表現する。
本展の目玉となるのは浅葉氏の新作、小説家中島敦の短編『文字禍』に触発されたオマージュ。『文字禍』は、文字が意味の無い線の集りであると気付き、音と意味を持たせるのは文字の精霊ではないかと恐れたアッシリアの博士の物語である。
サントリー『夢街道』、西武百貨店『おいしい生活』、ミサワホーム『家ではスローにん』など数々の広告を手がけ、卓球選手としても知られる浅葉氏。これまでの仕事をコラージュしたポスター作品などのほか、雑誌『卓球王国』の連載コラムをパネルにしたものも堪能できる。
開館時間10時から17時まで 休館日月曜日(祝日の場合翌平日) 一般800円 65歳以上・大高生600円 中学生以下・障害者手帳をお持ちの方と付き添い者(1名)無料 古代オリエント博物館館長中田一郎氏のセミナー『メソポタミア文明とくさび形文字』12月23日(祝)14時から(予定)
問合せ 市原湖畔美術館
TEL 0436・98・1525
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