
昭和30年代後半からの埋立てで、姉崎地先の海は京葉臨海工業地帯として、石油コンビナートの煙突が林立する姿に変貌しました。
風景だけでなく関係漁民の生活は、漁業権放棄により「陸上生活」を余儀なくされるなど一変しました。
あれから60数年を経過した今日、そこに何代にもわたる漁撈、海辺のくらし、海の賑わいは、あったことすら忘れ去られようとしています。
講座では、当時時の漁撈・海苔養殖・海水浴・潮干狩り・簀立てなどを紹介します。そしてこれらが、先人たちのご苦労に思いを馳せ、その上に我々の今日があることを改めて思い起こしていただければ幸いです。。
講師:姉崎を知る会 石黒修一